「対話と学びあい」で仲間増やし要求前進を
自治労連第69回中央委員会 夏季闘争の勝利をめざそう
▲全国から中央委員と傍聴をふくめ230人以上が参加し、運動方針を討論しました
自治労連第69回中央委員会を5月24日にオンラインで開催。「対話と学びあい」で新規採用者の組合加入がすすんだことや労使交渉で勝ち取った成果と教訓を全国の仲間と共有しました。
対話で組合の魅力伝え新規加入につなげる
4~5月の新規採用者への呼びかけについて、各地で工夫を凝らしながら、いっせいの説明会だけでなく「自治体・公務公共の役割が重要になっている」「賃金引き上げと労働条件改善をめざす労働組合の役割が重要だ」と対話を通して組合加入をすすめている経験が報告されました。
新規採用者からは「労働組合は大事だと思い入った」といった反応も報告され、どの中央委員も労働組合の実績や魅力を語り、「対話と学びあい」をすすめる重要性に確信を深めていました。
賃上げや休暇制度改善 公務災害認定勝ち取る
春から夏のたたかいで大阪では初任給引き上げや現業職員の採用などを実現した単組、多くの市で会計年度任用職員の傷病休暇の有給化や有給付与日数の拡大を勝ち取ったことが報告されました。
京都からは「全国からの支援もあり、勤務中の転倒事故が逆転で公務災害に認定された。今後も労働災害と公務災害の認定基準の違いの問題を追及したい」と発言がありました。
また、公務員賃金のしくみをあらためて学ぶとりくみが各地で行われており、夏季闘争で要求を勝ち取る決意を込めた発言も多数ありました。
職場や地域住民とともに政治を変えて要求実現を
大阪からは関西万博をはじめ、維新政治のほころびがいっそう明らかになり、住民の声を聞く政治の実現の兆しが見えてきたことや、地域住民とともに迫る7月の参議院選挙を通じて、職場と地域の要求実現をすすめる決意が語られました。
そのほか広島・長崎からは戦後・被爆80年の節目に、原水爆禁止世界大会をはじめとする平和のとりくみへ「多くの組合員に参加してほしい」と呼びかけられました。
中央委員会は最後に、夏季闘争の勝利に向け、運動方針案などを圧倒的多数で決定しました。
▲地方ごとに集まってオンラインで中央委員会に参加しました(写真は大阪会場)
▲原水禁世界大会への参加などを訴える広島の中央委員
新しい仲間が自治労連に
●高知共済会館 community square(コミュニティスクエア)労組
●鹿児島・沖永良部寿恵苑(おきのえらぶ じゅけいえん)労組