団結署名2782筆を集め夏季休暇削減案を撤回へ
労働組合で勝ちとろう働きやすい職場 千葉・船橋市職労
▲団結署名を提出する船橋市職労の青木賀一委員長(左)
職場回りで署名訴え例年上回る数集まる
千葉・船橋市職労は、市当局から3月31日に提案された夏季休暇の削減案(現行7日から6日へ)に対して、4月17日~5月8日に「夏季休暇削減反対!」の団結署名にとりくみました。
要求項目は「夏季特別休暇を削減しないこと」「すべての職場で、夏季休暇(7日)、夏季促進休暇(年次有給休暇3日)が取得できるように職場環境を整えること」の2点。4月22日からは1週間かけて本庁職場を昼休みに回り「命に関わる暑さなのに、なぜ今年も夏季休暇削減案?」と当局提案の問題点や経緯を解説する資料も作成し、署名の呼びかけを行いました。
職場から集まった夏休削減反対の団結署名2782筆を5月20日、総務部長へ提出。署名は昨年より300筆以上多く集まりました。
呼びかけに「がんばって」「ありがとう」の声
新型コロナの影響もあり、久しぶりの職場回りになりましたが、署名の呼びかけに対して「がんばってください」「ありがとうございました」と職員から声をかけられ、小さく拍手をしてくれる職員もいました。すぐ署名用紙を届けてくれる職場もあり、職場を回った組合役員が逆に元気をもらいました。
船橋市職労は署名のとりくみとともに、5月13日に課長交渉、署名提出後の5月27日に総務部長交渉を行い、夏季休暇について協議。夏季休暇削減については、市当局は削減案を撤回し、現行の7日を守ることができました。
▲職場回りで配布した資料