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楽しいときも、困ったときも働きやすい職場のヒミツは組合にアリ

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4月から自治体や公務公共職場で働くみなさん。これからスタートする仕事と新しい生活に期待と不安で緊張していると思います。そんなみなさんに全国の先輩からメッセージが届きました。「仕事のやりがい」「なぜ労働組合に入ったのか」「組合の魅力や学んだこと」「仕事をする上で大事にしてほしいこと」を伝えます。

子ども一人ひとりの自主性を尊重する保育を組合で実現しよう

福島・郡山市職労 中野 桃花さん(保育士)

私は保育士をしています。子どもたちはとてもかわいいですし、毎日楽しく仕事をしています。働き始めた当時は、組合に入る意味がよくわかりませんでしたが、「楽しそうだから入ってみよう」と決めました。先輩や後輩とつながりができたし、全国の仲間とも関わる機会があって、「組合に入って良かった!」と思っています。個性豊かな子どもたち、その自主性を尊重した保育をしたいと思い、全国の仲間たちと力を合わせて運動を広げ、保育士の配置基準を改善することができました。無理かもしれないと思うことでも、みんなで声を上げることで労働環境を変えることができます。ぜひ組合に入って一緒に活動していきましょう。

まちをきれいにすることがやりがいです

静岡・伊東市職労連 鈴木 雄太さん(環境課)

2023年度に採用され、ごみ収集の仕事をしています。公道上では安全に配慮しつつもスピーディさを求められて大変です。まちをきれいにしていく感じがして、住民の方に感謝されたりするとやりがいを感じます。ふれあい収集(高齢者などへの訪問収集)では、先輩の丁寧な作業や住民への声かけの仕方とか、とても参考になります。組合には職場の先輩に誘われて加入しました。別の職種の仲間や他市の方との交流のなかで、とりくみを知ることができて、勉強になっています。伊東市の清掃職員の新規採用は長らく止まっていましたが、組合の努力で再開したと聞きました。経験が必要な仕事ですし、今後も必要な人員の確保を求めていきたいです。

「おいしかった!」利用者の声を励みに安全な食事をつくる

鳥取県厚生事業団労組 牧田 ゆきえさん(調理員)

障害者支援施設で調理員をしています。利用者に喜んでもらえるよう、日々工夫しながら食事をつくっています。手づくりの調理は手間がかかりますが、「おいしかった」の声を聞いたとき、「がんばってよかった」とうれしくなります。そして、「またがんばろう」と気が引き締まります。同僚に誘われて組合加入しました。集会や学習会に参加して交流すると知見が広がり、労働組合の必要性を感じました。職場のみんながやりがいを持って働ける職場にするために要求を上げる。そして少しずつでも実現していくと、活動の意義を実感します。職場を良くするための組合活動だから、多くの人に加入してほしい。そして、一緒に活動をしていきましょう!

労働組合で声を上げ 仕事とプライベートそれぞれを大事にしよう

高知・四万十(しまんと)市公労 森 真桜(まお)さん(看護師)

四万十市立市民病院で看護師として働いています。今年で15年目になり、能登半島地震にもDMAT(災害派遣医療チーム)として先日参加しました。入職した当時を振り返ると、とにかくなんでも「やります!」とがむしゃらでした。今では結婚し、一児の父親になって、仕事とプライベートを両立させながら、組合活動にも参加しています。両立するためには、現場で働いている自分たちの生の声を組合で発信することが絶対に必要です。私の働く力の源は子ども。そして、私たち労働者は日本の力の源で、日本を支えています。私たちが元気に楽しく働かないと、くらしにくい国になってしまいます。仕事もプライベートも充実させるために、がむしゃらに働いていきたいです。

ひとりで悩みを抱え込まず先輩や労働組合に相談を

長野・上田市職労 坂部 瑛典さん(都市建設部)

街の道路や水路の維持管理を行う業務に携わっています。市民の生活を陰ながら支えることにやりがいを感じています。上田市は豊かな自然に囲まれ、上田城を中心に城下町として栄えた街です。風情ある建物が多く残る歴史ある街並みと温泉街は大変魅力的です。そんな街で働いていても不安や悩みは出てきます。ひとりで声を上げても職場環境を改善することは難しいですが、労働組合で要求することで、より良い職場環境をつくることができます。また、異なる職場の仲間と交流ができ、その出会いが仕事のやりやすさにつながったときに、「組合に加入して良かった」と感じます。決してひとりで抱え込まず、遠慮なく先輩たちに相談しましょう。

親身になって私たちや職場のことを組合は考えてくれます

大阪府職労 鴨田 佑衣さん(保健師)

保健師として地域住民の健康を守る仕事をしています。一昨年に続き、昨年も労働組合の力で賃金とボーナスが引き上げられました。物価高のなかで、私自身とても助かりました。これは組合員一人ひとりの声が集まり大きな力になったからです。加えて組合役員のみなさんが積極的に粘り強く動いてくださったからです。だれよりも親身になって、私たち職場の仲間の立場になって労働環境のことを考えてくれます。産休・育休・生理休暇等働く人の権利はたくさんあります。どんな条件、どんな手続きが必要か、そんな基本的なことも組合加入することで、とても聞きやすくなります。自分自身の労働環境を良くするためにも組合加入をお勧めします。

困った時に力になる仲間が全国にいます

宮崎県公営企業労組 川野 大雅さん(発電設備課)

宮崎県では豊富な水資源を活用して、水力発電所とダムを運用しています。その電力量は16.5万世帯分にもなります。電気の安定供給とともにダムを維持、管理、運用することが仕事です。私は社会人枠採用で入庁しました。前職の時は組合に興味がなく、行事にも参加していませんでした。しかし、入庁1年目で組合役員に。そこで勉強する機会を得て、他の組合の仲間と関わることで各地域や日本の状況が見えてきました。今のままだと充実した賃金をもらえず、働きやすい職場が失われます。これから組合を通じていろいろな「人」に出会うと思います。その「人」が「仲間」になり、あなたが困った時に「力」になります。その仲間が全国にいるのが労働組合です。

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