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よりよい図書館をつくろう

図書館のつどい

「第21回『~子どもに豊かな育ちと学び、読書の喜びを~』学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい」が1月8日に開催され、会場・オンラインあわせて約90人が参加。元日本図書館協会理事長の塩見昇大阪教育大学名誉教授の記念講演をはじめ、よりよい図書館づくりの経験や司書の労働条件改善のとりくみなどを学びました。

「学校図書館の教育力と学校づくり」と題し、塩見昇氏からは、学校図書館法が制定された背景などが語られました。「不十分な人員体制では、学校の教育学習課程と一体となった学びを作っていくことはできない。学校図書館の教育力の発揮には人的保障の上で初めて成り立つもの」と強調しました。

フロア発言では、埼玉・長野・東京からそれぞれ、非正規職員の雇い止めに対するたたかいや組合のとりくみ、学校図書館の再直営化について発言がありました。

また、竹田芳則氏(奈良大学文学部教授)からは、司書をめぐる全国的な状況や人材育成について報告がありました。

参加者からは、「学校図書館の位置づけを再認識した」「学校図書館に関するこれまでの経過と現状を知ることができた」「学校図書館に専門職が必要である意味を改めて理解した」などの感想が寄せられました。

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