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〔104〕踊って広がるポップダンスは「生活の一部」

かがやきDAYS2023年10月号 Vol.599

踊って広がるポップダンスは「生活の一部」

山口・宇部市職労 沖原(おきはら) 篤史(あつし)さん

▲宇部市職労書記局での沖原さん

今年7月から宇部市職労書記局で働き出した沖原篤史さん。とてもまじめで、少しおとなしい気がしましたが、ところがどっこいぎっちょんちょん。

仲間広げるポップダンス

沖原さんは大学時代にポップダンスのサークル「do DAC(ドゥーダック)」に入部して以来、今も現役で踊っています。ポップダンスについて、沖原さんは「ロボットダンスとか…」と説明。「ロボットダンスの沖原さん」というイメージになってしまいましたが、ポップダンスはそれだけではありません。筋肉を弾くという意味のポップ(=POPPIN’、POPPING)が名前の由来となったストリートダンスです。人間離れした不思議な動き、コマ送りやスローモーション、ロボットなどの動きで、マイケル・ジャクソンのムーンウォークなどもポップダンスに含まれるのです。

沖原さんは大学を卒業後、カナダ・トロントに2年間滞在。「そこでもダンスの練習場所へちょこちょこ顔を出していました。ポップダンス仲間が広がり、楽しかった」と言います。半年の滞在予定が2年になったのもポップダンスのおかげのようです。

帰国後、宇部市の会計年度任用職員として働いていたところ、職場の組合員から宇部市職労機関紙『自治の灯』に掲載されていた「書記募集」の記事を見せてもらったことがきっかけとなり、書記局のドアを開ける日が来たのでした。

8月に宇部市で開催された「自治労連第45回定期大会」では要員として大奮闘。感想を聞くと、「みんながうちわを上げて発言の指名を求める姿はものすごい熱気を感じた」「知り合いができ、来年会うのが楽しみになった」と、印象は大きかったようです。

ダンスを教えて一緒に踊る

沖原さんは、宇部市内の教室で若者や子どもたちにポップダンスを教えています。先日も市内のイベントステージで、教え子たちと一緒に踊って盛り上げました。

「ダンスは仲間がつながり広がっていく」「ダンスは生活の一部になっている」と言い切る沖原さん。今後、書記の経験を積み、宇部市職労を担っていきます。近い将来、ポップダンスを熱く語った後に、労働組合運動を自分の言葉でもっと熱く語ってくれるでしょう。期待を込めて。

▲キッズの部のレッスン風景。中央で教えているのが沖原さん

▲所属するダンススタジオのクラス発表会で生徒と踊る沖原さん(右)