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「医療・介護・福祉に国の予算を増やせ!」

10・19いのちまもる総行動

10月19日、日比谷野外音楽堂で「医療・介護・福祉に国の予算を増やせ! 10・19いのちまもる総行動」が開催され、オンライン視聴含め、3100人が全国から参加しました。

主催者あいさつで日本医労連・佐々木悦子委員長は「現在、診療・介護・障がい福祉の3報酬改定の議論がされている。先日行われた規制改革推進会議で、人員不足解消を名目とした、医療・介護分野の規制緩和策が提示された。人員不足で医療・介護現場での働き方がますます厳しくなり、患者や入所者に十分な医療・介護の提供が困難になっている中での規制緩和はあってはならない。医療・社会保障の拡充でいのちと人権を守る政治への転換を求めよう」と訴えました。

リレートークでは、「『子どもたちにもう1人保育士を!』の運動が全国に広がっている。軍事費倍増をやめさせて、いのちとくらし、人権をまもる政治の実現を」(保育士)、「岸田首相は介護職の月6000円の賃上げ方針を示したが、ゼロがひとつ足りない。早急に国の責任で全産業の平均給与水準まで引き上げて、介護職の確保を」(介護福祉士)、「訪問看護利用者の救急搬送先が1時間半見つからなかったことがある。深刻な人手不足や過酷な労働実態を可視化して世論に訴え、政治を変えたい」(看護師)、「手元にある健康保険証をなくすことがないよう、安心で安全な医療を作るため、声を上げていこう」(医師)、と現場の実態と要求を訴えました。

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