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住民のいのち・くらし支える自治体・公共職場へようこそ

笑い、悩み 一緒に成長していこう。知る、つながる、動かす あなたも組合の仲間に

ようこそ自治体・公共職場へ。これから「地域住民のためによい仕事がしたい」「地域住民のいのちとくらしを守りたい」と、期待と不安に胸を膨らませるみんなに、自治労連の先輩組合員4人が座談会でメッセージを送ります。労働組合は働くみんなの味方です。これから一緒にがんばりましょう。

先輩からのメッセージ 青年座談会

用松(もちまつ) 寛秋さん(愛知・岩倉市職)
堀 市郎太さん(長野・上田市職労)
馬場 瞳さん(岡山・笠岡市職労)
小林 加奈さん(東京・世田谷区職労)

私の仕事、自治体の魅力を紹介します

用松 まずは働く自治体と仕事の紹介から。私が働く岩倉市は愛知県北西にあって全国で10番目に狭い市です。千本桜やこいのぼりを河川で洗う「のんぼり洗い」が有名です。仕事は道路や水路などの維持管理です。

 長野県上田市は大河ドラマ『真田丸』で有名な城下町です。私が働く武石(たけし)地域自治センターは、元は武石村(2006年に上田市と合併)で、私の仕事は商工業や観光ですが地域のさまざまなことに携わります。私自身、自然豊かな旧武石村で生まれ育ったのでキャンプが大好きです。

馬場 岡山県笠岡市は広島との県境にある自治体で、カブトガニなどが有名です。私は地域福祉課で、生活に課題のある児童や家族への療育支援に関わっています。窓口での相談対応や手帳の発行などをしています。趣味は登山です。

小林 私は公立保育園の保育士として、いまゼロ歳児クラスを受け持っています。東京都世田谷区は91万人以上が住む人口密度が高い自治体です。都会的なところだけでなく、等々力(とどろき)渓谷など自然もあっていいところです。休日は散歩や好きなコーヒーを飲んでリラックスしています。

地域や住民のため働くことにやりがい感じる

用松 では、みなさんどんな時に仕事の「やりがい」を感じてますか? 私は維持管理の仕事で「維持されていて当たり前」だから、なかなか実感がわかないことも多いです。でも台風が近づくと24時間体制になって、水門の調整などで災害対応したときに住民から感謝されると嬉しい。「まちを守っている」とやりがいを実感します。

 自分もそうです。災害の時は、センターの職員総出で対応します。あと自分の仕事は観光がメインなので、住民だけでなく観光で訪れた方から感謝の手紙が来たときは、とても嬉しいです。

馬場 私は職員として住民のフォローができたときに達成感があります。住民の多くは「どこに相談すればいいかわからない」状態で役所に来るんです。大変ですがよく話を聞いて、「こっちですよ」と担当課につなげられたとき、嬉しいですね。

小林 やっぱり保育士ですから子どもの笑顔や成長にやりがい感じます。一見同じような毎日に見えるけれど、昨日できなかったことができる瞬間が最高です。休日でも「あっ、これ仕事にいかそう」と子どもと仕事について考えています。

職場や全国の仲間とつながる「組合の魅力」

用松 次に「組合の魅力」を教えてください。

小林 組合を通じて同期や本庁職場にも友人ができました。保育職場だけだと狭くなりがちだし、悩みや困ったことがあれば組合に相談できて解決できる。

 先輩とのつながりもできますよね。仕事だけでなく、プライベートでもいろいろ誘ってもらって世界が広がる。

馬場 岡山県内では交流企画に運動会を実施する組合や、座禅レクをする組合もあります。新入職員を含めた青年を紹介する機関紙を出すのですが、話のきっかけにもなって職場でも好評です。

小林 世田谷区職労では歓迎会だけでなく、青年アンケートにとりくんで要求実現にいかす予定です。あと東京全体では「保育を楽しむための連続講座」にとりくんでいます。愛知での保育士配置基準見直しを求める運動すごいですよね。とても触発されています。

用松 「子どもたちにもう1人保育士を!」運動ですね。保護者や住民ととりくんで新聞やテレビで取り上げられました。

小林 各地のとりくみにすごく励まされました。

用松 自治体を越えて都道府県や全国規模で集会や要求実現のための行動ができるのも組合の魅力です。昨年、自治労連で「青年未来づくりプロジェクト(青プロ)」にとりくんだんですよね。青年たちがリアルやオンラインで学んで交流してきて、それこそ「世界が変わった」なんて感想もありました。

みんなの思いに応える労働組合に加入しよう

用松 最後に入職1年目で役に立つコツやアドバイスはありますか?

小林 基本的な「あいさつ」は大事ですね。自分で抱え込みすぎるのはよくないので、あいさつから職場での意思疎通を図って協力し合いましょう。

 職場の人間関係はマジで重要です。歓迎会も絶好の機会になるよ。

馬場 あと仕事の根拠になる法律をおさえることが後々役に立ちます。何のためにその制度があるのか。知識や経験を重ね、なぜ住民が相談に来たのか、思いをくみ取る力を培っていきましょう。

 周りに聞くのも大事だけど、聞く前に調べる力もつけよう。それと貯金も大事(笑)

用松 政治に関心を持つことも大切。増税やデジタル化とか、自分たちの自治体の仕事に直結するし、住民が困る行政を押し付けたくないから。

小林 わかります。私も保育の市場化は困るし、平和問題については子どもが戦争にまきこまれるのではないかと危機感を持っています。

用松 労働組合では学習会もするし、職場要求を実現するためにいろいろ学ぶことができるから、ぜひ参加してほしいな。

全員 あらためて新入職員のみなさん、入職おめでとうございます。みんなの思いに応える労働組合に加入して、一緒にがんばりましょう!

▲まじめな話から趣味、地元自慢でもりあがりました(座談会は3月12日開催)

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