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「3年目の壁」なくして安心して働き続けたい

第31回 自治体非正規・公共関係労働者全国交流集会

▲全国から132接続で214人が参加

第31回自治体非正規・公共関係労働者全国交流集会が2月11日にオンラインで開催されました。交流集会では①「組織強化拡大と要求実現」、②「3Tアクションで処遇改善」、③「憲法・いのち・くらしを守り、公共を取りもどす」のテーマでそれぞれのとりくみなどが報告されました。

住民のいのちとくらし守る 非正規の権利と雇用守ろう

自治労連評の小川裕子議長は挨拶で、「会計年度任用職員への制度移行にあたり、私は国会で意見陳述したが、当時懸念していたとおり、まったく改正にならず今に至っている」「賃金・労働条件は自治体任せになり地域間で大きな格差が生じている。再度の任用についてもさまざまな対応で、会計年度ごとの任用だからと、恣意的な雇い止めが起こっている。住民のいのちとくらしを守るためには、担い手の私たち非正規公共労働者の権利が守られなければならない」「昨年からの『つながる・つづける・たちあがる 誇りと怒りの3Tアクション』を通じて全体が元気に動いている。地域・職種・雇用形態の違いを越えて交流し、それぞれが学び・活かせる活発な集会にしよう」と参加者に語りました。

「あきらめない」いま声を上げるとき

2020年に制度改定され導入された会計年度任用職員の「3年目の壁」がすぐそこに迫っている状況で、各地から多岐にわたる報告がありました。

沖縄県教育委員会から雇い止めを通告された高校の就職支援員は悲痛な胸の内を報告。「このままでは納得がいかない。同じような立場の人がたくさんいる。あきらめないで声を上げよう」と訴えかけました。

最低賃金以下やスレスレの賃金形態で働く会計年度任用職員が多くいます。最低賃金以下の初任給引き上げをめざす学校図書館職員労組のとりくみなど、今まで表に現れなかった声が組合を通じて全国の仲間に届くようになりました。

「ほこイカアンケート」を通じて当事者の声を集めることができ、しゃべり場や集会などで自分だけの問題ではないと気づいた人たちが組合加入に至った経緯など、元気の出る報告も相次ぎました。

お手紙作戦、しゃべり場 各地であらたなチャレンジ

各地でさまざまなチャレンジが広がっています。自治労連組織がない自治体の会計年度任用職員への訪問活動や組合未加入者へのお手紙作戦。しゃべり場の開催から声をかけて組織化へなど。アンケートや署名用紙というツールを片手に「会計年度任用職員の生の声を集めたい」「このままではだめ! 処遇を何とかしないと」と、みんなが動きだしました。

地域・単組の組合員の「みんなの声」が、世の中を動かし始めています。全国から集まった6万823筆の署名が運動を後押ししています。組合員みんなが手をつなぎ、これからも「もっと」「ずっと」がんばりましょう。

▲自治労連非正規公共評の小川裕子議長

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