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最賃の再改定へ諮問を要求

岩手自治労連

▲要請に先立ち盛岡市内で全国一律最低賃金制度の確立と大幅賃上げを求める宣伝を行いました

いわて労連、いわてローカルユニオンは12月21日に岩手労働局長に対し、最低賃金再改定のために岩手地方最低賃金審議会への諮問を求める緊急要請を実施。岩手自治労連新沼優書記長など9人が参加しました。

岩手県の最低賃金は時給854円で全国2番目の低水準です。しかし、県内の消費者物価指数(昨年10月時点)を見ると、食費が前年同月比で5・0%、水光熱費が同11・3%も上昇しています。物価高騰による負担増が労働者の生活をさらに圧迫しています。

いわて労連の中野るみ子議長らは、「最低賃金すれすれで働く労働者に影響を与える基礎的支出項目の上昇率を考え、直ちに最低賃金法第12条にもとづいて、岩手地方最低賃金審議会へ再改定を諮問してほしい」と強調しました。参加者からも「食料支援の会場に1000人以上の学生が訪れている」「来年10月の改定まで待てない」などの声が出されました。

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