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青プロ 全国で大成功

▲東海北信ブロックの青年75人が参加

全国各地方ブロックですすめられた「自治労連未来づくりプロジェクト(青プロ)」。東海北信ブロックの「あおプロin高山」が11月26日に岐阜県高山市内でリアル開催されました。また、近畿ブロックでも「ガシッとつながろう! クリスマス交流会」が12月19日にオンライン併用で開催され、それぞれ青年が自治体や職種を越えてつながり、おおいに学び、交流しました。

仲間と見て、聞いて歩いて学んだよ

東海北信ブロック あおプロ in 高山
歴史と文化、景観を守る自治体のとりくみ学ぶ

11月26日、岐阜県高山市に東海北信地方の青年が集まり、「あおプロin高山」に参加しました。

全体会では、高山市の文化財課長の牛丸岳彦さんを招いて「飛騨高山の町並みを守るために」と題し、飛騨高山の歴史と文化、古い町並みを保存するためのとりくみを学びました。

高山地域は、江戸時代に築かれた高山城とその城下町として始まり、約300年前に城がなくなった後は商人のまちとして発展。幕末から明治にかけて養蚕なども行われ市街地が広がった町の歴史を牛丸さんが解説。木造家屋が多いため、防災に力を入れていることやそのための火災報知機設置に補助金を出していること、住民による保存の会の協力を得ていることなどを紹介しました。

景観地区をまち歩き仲間とミッションも

牛丸さんの話をふまえて、青年たちはグループに分かれて景観地区へ。他県同士で編成されたグループは、交流しながら実際の町並みを歩き、自治体と住民が協力して保存している文化と歴史を堪能しました。

また、グループには「〝映える〟写真を撮る」ミッションが与えられ、文化財や綺麗な景色をバックに記念撮影や気になったものを撮影。写真は全体会でも上映され、参加者みんなで共有しました。

魅力的なまちづくり「経験をいかしたい」

景観地区から戻り、グループごとに体験したこと学んだことを話し合いました。「歴史ある建物が魅力的だった」「自分の自治体でも今回の経験をいかしたい」「観光客と住民の良好な関係が維持されるようにしたい」など意見を交流しました。リアル開催を追求した今回の企画。コロナ前に計画されてから3年越しの開催に、青年たちにとって大切な経験と思い出になりました。

なお、翌27日は各県ごとの独自企画として憲法学習(愛知)や世界遺産の白川郷見学(静岡)が行われました。

▲古い景観が残る飛騨高山をめぐりました(東海北信)
▲他県の仲間と体験し学んだことを話し合う東海北信の青年

新しい出会いやつながりを深めたよ

近畿ブロック ガシッとつながろう!クリスマス交流会
私たちの住む町の魅力を探して交流

近畿ブロックのあおプロ企画「ガシッとつながろう! クリスマス交流会」が12月11日に、地方組織ごとにオンラインでつないで行われ、2府4県86人が参加しました。

午前中は、グループごとにオープンチャットでつながり、地方ごとにまち歩きをしながら実行委員会から与えられたミッションをクリアしていきました。ご当地のお土産探しや公共施設紹介、おススメの観光名所・史跡紹介などミッションは全部で9つ。「動物と同じポーズで」など楽しいミッションも用意。写真を投稿したらコメントを必ず入れることや、どの写真にもチームのだれかは写るようにするルールもあり、参加者の楽しそうな雰囲気が全体に広がりました。「最初は緊張していたが、まち歩きやクイズに答えていくなかで、会話が盛り上がり自然と緊張が解けていった」との感想もありました。

オンラインでつなぎグループ対抗クイズ

午後からはそれぞれの地方会場をオンラインでつなぎ、クイズやテーマ交流、抽選会を楽しみました。地方組織ごとに2問のクイズを出し合いました。各地域のキャラクターや変わった地名の問題、「えっ! そんな大会やってるん?」など地元行事の紹介。同じ近畿でも知らないことがたくさんあり、大いに盛り上がりました。難易度も高めだったので、解答にばらつきが出て、「話し合う機会がたくさんできたことで、グループの交流が深まった」との感想もありました。

仕事のやりがいを仲間と探そう

「仕事のやりがいを感じるとき」をテーマにグループ交流。住民の役に立っていると実感したときにやりがいを感じたり、事務職・技術職・保育士などの青年は、「ありがとう」の言葉をもらったときも感じていると話します。

また、労働組合のつながりで、「他の自治体の方と交流し、いろんなことに気付くこともやりがいにつながる」という声もありました。

▲今回の企画で初めて集まった滋賀自治労連の青年
▲ミッションのクリスマスツリーを発見した奈良自治労連の青年
▲ミッションクリアめざす大阪自治労連の青年
▲サンガスタジアムで選手になりきる京都自治労連の青年

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