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すすむ非正規公共83 復帰命令に従い職場に戻せ

大阪自治労連 守口市学童保育指導員労組

▲2月13日に開催された「守口学童のたたかう仲間を励ますつどい」

2020年3月末に学童保育指導員を雇い止めし、不誠実な対応を続けてきた株式会社共立メンテナンス(以下、会社)に対し、大阪府労働委員会は昨年10月、「雇い止めは不当」と指導員の復職などを命令しました。

守口市学童保育指導員労組は、職場復帰命令を履行するよう交渉を続けていますが、会社はいまだ履行していません。組合は守口市当局や市議会への要請を行い、2月8日から22日の15日間、守口市内を宣伝カーで回り、住民・保護者への訴えも行っています。

2月13日には、「守口学童のたたかう仲間を励ますつどい」がオンラインで開催され、大阪内外の労働組合の仲間と保護者、弁護団など60人を超える参加で、原告9人の職場復帰支援を確認し合いました。保護者からは、「先生たちに早く戻ってきてほしい」「応援しています」と励ましの声もありました。

励ましを受けた原告それぞれから、会社側の卑劣で不誠実な態度に今なお揺れ動く率直な思いも伝えながら決意を表明。水野直美委員長は「2年間のみなさんの支えに感謝。当初、会社側が命令を履行すると聞いた時は喜んだが、会社は私たちが職場復帰すると『現場の指導員が辞める』と言っている。有り得ないし本当に腹が立つ。こんな会社に学童の運営を任せるわけにいかない。宣伝カーを走らせると子どもたちが駆け寄ってきてくれる。今でも子どもたちとつながっている。一日でも早く子どもたちと保護者のいる学童の現場に戻りたい」と力強く決意を表明しました。

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