メニュー

すすむ非正規公共88 夏季休暇 正職と同じ日数へ

自治労連千葉県本部 野田市職労臨職評

▲団体交渉を行う野田市臨職評

千葉・野田市職労臨時職員評議会(以下、臨職評)は、6月23日に第1回夏季交渉を行いました。夏季休暇について当局から「勤務日数に応じた特別休暇にしたい」とフルタイム職員や学童指導員7日などの回答を引き出しました。

野田市は昨年までに、組合交渉により学童保育所や保育所は夏季休暇6日を確保していましたが、それ以外の職種の会計年度任用職員は、1~3日で、正規職員と大きな格差がありました。野田市職労では今年の夏季交渉の重点課題として、会計年度任用職員の夏季休暇を正職と同等にするよう求めていました。

当局の回答を受けて、臨職評は「パートタイムでも勤務日数が5日の職員は夏休7日にすべきだ。それが本当の均等待遇になる」「学童指導員の夏季休暇の振り分けは、5・5時間勤務日は3日、7・75時間勤務日は4日にしてほしい」と勤務日数に応じた夏季休暇にするよう追及。当局回答を組合で協議し、①夏季休暇の日数で前進できたこと、②7月を目前に控えていることなどを考慮し、夏季休暇のみ妥結し、それ以外は継続協議としました。

フルタイム会計年度任用職員で、夏季休暇が正規職員と同じ日数を実現したのは、県本部内で君津(きみつ)、鎌ヶ谷、鋸南(きょなん)に続き4番目になります。

また交渉では、臨職評が粘り強く要求してきた「子育て支援休暇、介護休暇の有給化」についても、当局から「会計年度任用職員もがんばっているので、有給化について検討したい」という回答を引き出しました。

関連記事

関連記事