2022夏季闘争　再任用職員の賃上げ〝みんなの声で〟実現

福岡・北九州市職労

▲総務局へ要請行動を行った北九州市職労

北九州市職労は、６月29日の最終団体交渉で、定年前再任用短時間・暫定再任用職員の給料月額を最大１万円近く（行政職２級）引き上げました。また、定年延長となる職員の給料月額の算定は１００円単位の端数切り上げ、高齢者部分休業を導入し、年度途中でも勤務時間が増える場合に限り変更可能と前進させました。

当初は、高齢者部分休業導入の提案はあったものの、それ以外は国の通知どおりで、再任用職員の処遇改善の提案はありませんでした。

総務局への要請行動を執行部と各評議会・部会の代表者で行い、要請行動に参加できない方からは「私の一言要求」カードを集約し当局に提出し、当局を追及し賃上げ・制度改善を実現しました。

一方で、再任用制度は生活関連手当が出ない、一時金の率も低いなど、残された課題も多くあり、引き続きとりくみを強化していきます。