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労働組合と一緒にすすもう

全国で新しい仲間が自治労連に続々加入

▲新採保育士を対象にした交流学習会を行う北九州市職労の保育所部会

全国各地で新入職員が自治労連の新しい仲間に加わっています。自治体ではたらく労働者のために奮闘する労働組合の姿や、先輩からの「一緒にがんばろう」のメッセージが新入職員の心に響いています。福岡・北九州市職労と茨城・坂東市職の新歓の様子を紹介します。

新入職員の思いや悩みに応えたい

福岡 北九州市職労
つながりと要求実現ができる労働組合の魅力

北九州市職労は4月5日の組合説明会で部3人が、「働くうえで不安なことや困ったことがあった時、労働組合が必要です。市役所で働くさまざまな職員との横のつながりや、全国の仲間とも交流ができる」と組合への加入を呼びかけました。

そして、「この間、組合で保健所などの人員増を要求し、医師や保健師の増員、年度途中の新規採用を実現した」など、組合のとりくみと成果を話すと、「市の職員として、一生懸命がんばります」と新入職員が加入しました。

知りたいことがあればいつでも組合に連絡を

また、説明会では「心配ごと・知りたいこと」アンケートを実施。新入職員からは、市役所の1年間の流れや昇任試験対策、必要な資格などの質問から技術職のキャリア相談や、「どのようにして自分の時間を確保してワークライフバランスをとっているか」「新採で、自信がない時どうすればいいのか」など期待や関心、不安の声がありました。

青年部の岡村賢一さんは「北九州市職労では、残業調査を行いながら長時間過密労働の是正や人員増を当局と交渉している。知りたいことがあれば、いつでも組合に連絡してほしい」「新入職員の思いに応えるためにも、感染対策を十分考慮し、みんなで交流できるイベント・学習会を計画している。これから一緒に楽しく組合活動をしていこう」とエールを送ります。

▲残業調査にとりくみ、職場改善につなげます
▲大画面に映して加入を訴えました

明るく楽しい組合へ ともにより良い職場を

茨城 坂東市職
「恩返しをしたい」など期待ふくらむ新入職員

茨城・坂東市職は、4月4日の退庁後に組合説明会を行いました。説明会では組合役員をはじめ青年部も参加し、組合についてテンポ良く紹介しながら加入を訴えました。手続きを終えた順に機関紙に掲載される新入職員紹介記事用の写真を撮影。会場は終始なごやかな雰囲気となりました。

地元の出身で道路課に配属された新入職員は、「中学時代の先輩が組合に入っていて、安心して入りました」とさっそく加入。市民課の新入職員は「地元で生まれ育ったので恩返しをしたい」と公務の職場を選びました。交通防災課の新入職員は、「働き始めたからには、一日でも早く仕事を覚えて、地域のみなさんの安心や安全を守るためにがんばりたい」と抱負を話します。

新入職員と一緒に人員増をすすめたい

加入を訴えた坂東市職の野口雅弘書記長は、「ニコニコ明るく活発にしている役員の姿や、楽しそうに会話する先輩たちのやりとりを見て、新入職員も『職場に慣れて自分も早くああなりたいな』と思ってくれたのではないか」と語ります。

坂東市職では、「長時間労働NO いっせい職場訪問行動」を5月にとりくみます。若手役員や新入職員にも協力してもらい、職場改善と人員増をめざしていきます。

▲先輩が組合について説明
▲加入申込書にサインする新入職員

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