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すすむ非正規公共80 組合と共済の魅力で仲間増やす

茨城自治労連 さしま環境管理職員組合

▲住民のために働くさしま環境職組の青年

さしま環境職組は、茨城県西端に位置する2市2町(古河市・坂東市・境町・五霞町)の家庭ごみの処理施設等を運営する一部事務組合で働く仲間がつくる組合です。職場では年々臨時職員が増え、昨年4月から臨時職員のほとんどが会計年度任用職員になりました。

さしま環境職組は、「さらなる組織拡大をしよう」と、会計年度任用職員への声かけをすすめる方針を執行部で確認。大会でも加入要件などの規約を改正し、すべての労働者が加入できるようにしました。新規採用の青年2人へ積極的に声をかけました。2人とも4月の新規採用職員研修を受講した際に、職員組合の説明を聞いていたこともあり、自治労連共済もすすめると快く職員組合の仲間となりました。

加入した青年のひとりは「前職は労働組合がなく、困ったことがあっても助けてくれる環境ではなかった。今回、組合をすすめられた時はありがたかった」。もうひとりの青年も「大学を卒業したばかりで、地域の住民の役に立つ仕事がしたくて入職しました。困ったときに相談できる組合の存在は大事」と話します。2人は「正規職員になって、いつまでも働き続けられる労働環境にしたい」と語ります。

稲垣明人執行委員長は、「労働条件を改善し、職員が安心して公共サービスに専念できるようにしたい」「快く加入してもらったのは熱心な勧誘と自治労連共済、組合員のことを思う執行部の姿があったから。引き続き会計年度任用職員の加入をすすめたい」と語りました。

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