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最低賃金の大幅引き上げ「いのち署名」採択を

21国民春闘勝利 5・20中央行動

▲自治労連からは35人が参加

21国民春闘の勝利に向け、全労連・国民春闘共闘の主催による5・20中央行動が行われました。日比谷野外音楽堂での中央総決起集会には都内を中心に350人が結集。国によるコロナ感染防止対策の抜本的改善と、夏に目安額が示される最低賃金の大幅引き上げを訴えました。

コロナ危機のなかの長時間労働の早期改善を

全国一律最賃1500円の実現と公務員賃金の大幅引き上げをめざして厚生労働省・人事院前行動が行われ、東京自治労連の安田直美書記長が決意表明。安田書記長は、「ある都立病院の感染症科に勤務する医師が、4カ月で1180時間の時間外労働をしていたことが都への情報公開請求で判明した」と都立病院での長時間労働の現場実態を伝え、コロナ対応の抜本的改善を訴えました。

中央総決起集会では、全労連・小畑雅子議長が開会のあいさつ。国会で与党が「病床削減推進法案」採決を強行したことに触れ、「コロナ危機のなかの暴挙に強く抗議する」と訴え、総選挙での政権交代と春闘勝利を呼びかけました。

集会では、国公労連の各職場代表がプラカードで「長時間労働なくせ」など要求をかかげ、非正規労働者を多く組織する生協労連は最低賃金の大幅引き上げを訴えました。

「いのち署名」「最賃署名」を国会に提出

集会から国会請願デモ後、国会内で署名提出集会が行われました。

「いのち署名※」の提出行動には、会場とオンライン視聴を合わせて223人が参加。新たに約20万筆の署名を提出し、累計は65万筆に達しました。地方議会で「いのち署名」を採択した自治体は197自治体、国会議員133人から紹介・賛同の応諾があることも報告されました。

「最賃署名※」提出行動には82人が参加。16万筆超の署名を紹介議員5人に手渡しました。紹介議員は110人に達し、賛同が広がっています。

※「いのち署名」…安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための国会請願署名
※「最賃署名」…全国一律最低賃金制度の実現を求める請願署名

▲国会に向けた請願デモ

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