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すすむ非正規公共70 茶話会を力に組合加入と要求実現

かごしま自治労連 かごしま公務公共一般労組ヘルパー分会

▲6月に行った茶話会に38人が参加

かごしま公務公共一般労組ヘルパー分会(以下、ヘルパー分会)は、この間、組合員がいる障害者福祉法人の職場に声をかけて茶話会を開きました。6月26日の茶話会にはヘルパーを中心に38人が集まりました。分会長と公共一般労組執行委員から、ヘルパー分会を結成して約3年の成果や研修会・団体交渉を説明し、組合加入と団体交渉への参加を呼びかけました。参加者からは「ヘルパーが大事にされていないと日頃から感じている。少しでもいいから処遇改善金をもらいたい」と発言があり、4人が組合加入をしました。

「職場ではこういう機会が少ない。ぜひまた開いてほしい」という声が寄せられて、次の茶話会を計画。今度は「大人数の茶話会では、声を拾いきれない」と少人数での茶話会を9月30日に開催しました。

9月の茶話会では組合加入した仲間から「パワハラ相談を組合にしてよかった。組合が入って協議して以来、責任者の態度がガラリと変わり、組合に感謝している」といった声や「ヘルパーは、入居者が人間らしいくらしができることを願って懸命に仕事している。問題点はやはり声を出し続けていかないとよくならない」と職場で声をあげる決意を語りました。

この秋、ヘルパー分会では、茶話会での声を力に経営者との団体交渉を実施。新型コロナに感染した利用者の介護に登録ヘルパーが入る場合の危険手当と感染した場合の生活保障を勝ち取り、今年の冬の一時金の削減を阻止するなど成果を実現してきました。

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