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すすむ非正規公共65 よい職場と胸を張って言いたい

大分県事務所 大分県自治体一般労働組合図書館分会

▲大分県労連女性部の平和バスツアーに参加する図書館分会の仲間(2019年8月)

大分県自治体一般労働組合の図書館分会(以下、図書館分会)では毎月定例の学習会やLINEで情報共有しながら、職場環境改善、要求実現を図っています。

4月6日に大分市の学校図書館支援員の辞令交付式があり、新規採用職員に働きかけ、3人が図書館分会に加入し、目標の過半数組合に到達しました。

声をかけた須田知子分会長と分会役員は「やったね」と喜び合いました。分会役員の副まゆみさんも「過半数になったから強く要求できるね」と、自信と確信を深めています。

会計年度任用職員制度が導入されて1カ月。図書館分会は4月30日に大分市教育委員会と団体交渉を行いました。

「通勤手当(費用弁償)はどのような基準で計算するのか」「前年度に1人1台配備のはずのパソコンがまだ来ない」「異動通知が遅く、引き継ぎ作業のために休日出勤をした」など質問が飛びました。

「子どもの読書量が増え、将来は学校図書館で働きたいと言う子どもに胸を張ってよい職場と言いたい」と初めて団体交渉で発言した波多野美保さん。「これまで積み重ねた団体交渉のおかげで、私たち分会の要請や意見に当局が誠実に応える姿勢を感じた。活動をもっと充実させて、子どもたちの成長に貢献したい」と語ります。

新型コロナの影響で先が見えないなか、現場では大変な状況が続いていますが、図書館分会は引き続き要求実現と仲間づくりに奮闘していきます。

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