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時代をつなぐ次代のちから 「青年未来づくりプロジェクト」青プロいよいよ始まる

自治労連30周年記念事業

失敗おそれず挑戦を

先輩からのメッセージ おきプロ2009 全国実行委員長 澤田香織さん[東京・世田谷区職労]

私が東京自治労連青年部長の時、「自治労連20周年企画 おきなわプロジェクト」の実行委員長をさせていただきました。当時としては画期的で、青年が1000人規模で学び交流することを目的に開催されました。

企画名、会場の下見、2日目の企画などいちからみんなの話し合いで決めました。参加者集め、各自治体への宣伝、しおり作り、沖縄の方との打ち合わせなど、大枠から詳細に至るまで関わるなかで思った以上の激務だったため実行委員長を引き受けたことを後悔する場面もありました。しかし、今思うと「みんなで話し合い、みんなで決めて、みんなで実行する」「新しい人とのつながりを楽しみながら作る」などの組合活動の基本が詰まっていて、この時の経験が仕事でも私生活でもとても役立っています。

特に自分が提案した3日目の「紙飛行機にメッセージを書いて飛ばす企画」は、失敗を懸念する声もありましたが、1200人が一つになることができ、大成功だったと思います。あの瞬間は今でも忘れられません。さらに実行委員の仲間とさまざまな全国集会で会えることが、今の私の励みとなっています。

その後の「おきプロNEXT」でも次世代役員のお手伝いを全力ですすめてきました。NEXTも含め「おきプロ」を経験した仲間が役員として大いに活躍している姿を見てうれしく思っています。

「青プロ」は、各ブロックでのとりくみですが、自分の自治体以外の青年とつながりが持てる絶好のチャンスです。

今の世の中、仕事が多忙で自分のことで精一杯の青年が私のそばにもたくさんいます。しかし人生の時間を同じように過ごすなら、明るく前向きに楽しく過ごすほうが良いと思いませんか? 私はどんなに忙しくても、楽しく前向きにありたいと思っています。同世代の仲間と学び、交流できた経験はきっとかけがえのない思い出になります。ぜひ、青プロに参加してたくさんの仲間に出会いませんか? 若いみなさんは失敗を恐れず、いろいろなことに挑戦して欲しいと思います。

自治労連運動のバトンつなぐ「青プロ」へ

自治労連は、1994年「JJジャンボリーinトマム」から、2009年「おきプロ」、2014年「おきプロNEXT」と5年を節目に多くの青年が集まる集会を開催してきました。これまでの集会でつながりをつくった青年、そしてこれから出会う青年が、さらにつながりを広げ、深め学び、一緒に未来を考える集会、それが自治労連30周年記念事業として行われる「青年未来づくりプロジェクト(略称『青プロ』)」です。

全ブロック統一のテーマとして、「住民のため、自分のためにいい仕事とは何だろう」をかかげつつ、より参加しやすいように、全国7つのブロックに分け、それぞれで開催します。

時代は変われど、これまでも自治労連の運動を通して、脈々と受け継がれてきた精神は、DNAとして、しっかり息づいています。

次は、みなさんが未来にバトンをつないでいく番です。各地で多くの青年が出会い、一緒に未来を考える場所「青プロ」に集まりましょう。

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