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仲間をつなぐ 労働組合があるから安心だよ

悩みも喜びもともに 東京・多摩市職

東京・多摩市職青年部は昨年結成後、初めての新入組合員を迎えます。仕事と労働組合の魅力を全国の新しい仲間に伝えます。

子どもたちの成長や住民の声に達成感

市民課戸籍窓口の中島快さんは、4月で3年目。「戸籍は人生の岐路に関わる仕事。書類を通して一喜一憂しながら対応しています。今日は29件も婚姻届が届きました」と中島さん。「窓口対応で大変なときもあるけれど、先輩を頼って、あまり気落ちしないことが大事」

児童館で働く池本静さんは、「子どもたちの成長が見られてうれしい。新型コロナの影響で休館が続いて、今は屋外を開放しています。子ども同士のおもちゃ受け渡しも毎回消毒しています」と仕事の魅力と大変さを教えてくれました。

下水道課で働く5年目の舘野翔太郎さんは有名キャラクターとコラボしたデザイン・マンホールで地域活性をめざしていて、「かわいい」との住民の声に達成感があるそうです。「最近は災害が頻発しているのでBCP(※)がいっそう重要です。新人でも仕事や地域を見たり聞いたり調べることが重要」と心構えをアドバイス。

組合書記の麻田瞳さんも「何かあったら、いつでも事務所を訪ねてきてね」とニッコリ笑顔です。

組合企画に顔を出そう みんなの声つなげたい

全国の新しい仲間へ「職場によっては横のつながりができにくいので、積極的に組合の企画に顔を出すといいですよ。私は職場に組合員の先輩がいたのが加入の決め手。とてもやさしく仕事を教えてくれました」と池本さん。

高齢支援課で働く青年部長の佐々木大志さんは「青年から『早く仕事を覚えてがんばりたい』『仕事がすすまず家庭との両立が大変』『他の自治体の青年と交流したい』などたくさんの声をもらった。みんなの要求を実現する青年部をアピールして加入を訴えていきたい」と決意を語ってくれました。

※BCP(事業継続計画)…災害などの緊急事態に被害を最小限におさえ、早期復旧と事業の継続が可能となるよう平常時と緊急時の活動や手段などを取り決めておく計画。

▲東京自治労連の学習会にみんなで参加しました

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