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第18回子どもに豊かな学びと読書のよろこびを 学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどいを開催 図書館は生涯学習に不可欠

「学び」でまっとうな主権者へ

▲全国教育文化会館・エデュカス東京に123人が集まり、前川喜平さん(左)の講演を聞きました

自治労連も実行委員会に参加している「子どもに豊かな学びと読書のよろこびを 学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい」が1月14日に開かれ、元・文部科学省事務次官の前川喜平さんが記念講演しました。

 

前川さんは、政治と教育について「(昨今の)政治的中立性というのは『政治に触れるな』ということ。これは『権力を批判するな』と言っているのと同じだ」と指摘し、「政治的中立性」を理由に職員や住民の意見が封じられる危険性を訴えました。また、「(教育関係者などが)個人の見解を述べてはいけないというのはやりすぎ。現実の事象を取り上げて、積極的に政治教育してもいい」と語りました。

そして、図書館の役割について、「生涯学習は『自ら学ぶ』もの。学ぶことは、まっとうな主権者になるために必要であり、図書館は生涯学習のために不可欠の場所だ」と話しました。

つどいの後半は、4つの分科会で、現場でのさまざまなとりくみが参加者から報告され、討議と交流が行われました。

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