#これが言いたい [衆議院議員定数削減]
自民、維新、国民民主の3党が10月29日、衆院議員の定数を比例区のみ31削減する案で合意しました。議員定数の削減は民意を国政に届けるパイプを細くし、「数の力」による政権与党の強権を加速させます。人口比でみた日本の定数は他の先進国よりおおむね少なく、かつて衆院選挙制度調査会は「定数を削減する積極的な理由や理論的根拠は見出し難い」と結論づけています。
民意を歪める小選挙区の改革は棚上げにし、大政党に有利で死票が多くなる比例区のみの削減は、国民の声がさらに届かない国会になります。女性が多い比例区削減により女性の政治参加が後退するとの懸念の声もあがっています。こうしたもと、40人の女性が呼びかけ人となって「定数削減反対! 緊急アクション」を結成、「多様な民意を切り捨てる衆議院定数削減に反対する」請願署名を呼びかけています。
そもそも定数削減は、自民党が受け入れようとしない企業・団体献金の廃止の代わりに、維新が「身を切る改革」と称して打ち出したものです。3党の利害と思惑を寄せ集めただけの制度変更は「改革」の名に値しません。
自民・維新は連立政権合意書で社会保障切り捨て・負担増や防衛予算の大幅増、9条改憲をかかげています。比例定数削減を突破口に、これらの悪政を押し付けることは許せません。平和・人権・民主主義を守る立場で、全国の職場・単組、地域で衆議院定数削減反対の世論を大きく広げましょう。