「見て、食べてみて!!」これが私たちの仕事
うえだ給食まつりに900人が来場 長野・上田市職労
▲800食用意したきな粉あげパンの試食には行列ができました
地震や台風など災害が頻発するなか、住民のいのちとくらしを守る現業労働者の役割と業務継承が注目されています。現業評議会は仕事を見つめ直し、直営の大切さ等を発信する「現業大事だキャンペーン」を行っています。今号では、長野・上田市職労の給食まつりと名古屋市職労の保育所業務士の採用を再開させたとりくみを紹介します。
「第15回うえだ給食まつり」が5月9日に長野県上田市内の大型商業施設で開催され、900人以上の参加で大盛況でした。
上田市職労・現業評議会も加わる実行委員会では、「子どもたちにとっておいしくて安全な給食は、調理技術の蓄積や専門性が必要。直営を守ることが、技術や専門性の継承につながる」ことを住民にわかりやすく伝えるため、20年以上前から「給食まつり」を行ってきました。今では上田市や上田市教育委員会等の後援も得ています。
当日は、全国的に珍しい「給食の宿直制度」を特徴とする上田市のセンター給食のできるまでや、自校給食校の「こだわりの給食」などのパネル展示や「回転釜まぜまぜチャレンジ」、豆を箸でつまんで移し替える「うえだ大豆王選手権」など、子どもたちに大人気のゲームコーナーを設置しました。
コロナ禍をはさみ8年ぶりに開催され、地元新聞には、「毎日の給食をつくる大変さがよくわかった」と、小学生の感想が掲載されるなどの反響がありました。
多くの仲間が力を合わせて運営
まつりを成功させるために給食センターや自校調理の給食員のほか、保育園給食員や異動した元職員も含め43人の現評組合員が集合しました。2005年の第1回給食まつり開催時の組合員と採用を再開させた2017年度以降の若手組合員が協力してまつりを運営。とりくみを通じて多くの仲間が力を合わせる組合の意義を体感し、今年の新規採用者が組合加入したのも大きな喜びです。
▲力と技の必要な回転釜まぜを体験
▲展示パネルの前で仕事を語る組合員
給食が子どもたちの体と心の栄養
本原小学校給食員 宮島 麻実さん
給食室では子どもたちと関わる機会は限られていますが、たくさんのみなさんにご来場いただき、自分たちのつくる給食が、子どもたちの体と心の栄養になり、大人になっても思い出として残るのだと実感することができました。右も左もわからず戸惑うことも多かったのですが、先輩方にたくさんのことを教えてもらって準備をすすめた経験は、私にとって大きな財産となりました。