こんなにたくさんの仲間がいる 学んで語って、より良い保育をめざそう
第34回 自治体保育労働者の全国集会 in あいち
▲会場と一体の歌で盛り上げる寸劇のフィナーレ
「第34回自治体保育労働者の全国集会inあいち」が2月21~22日に名古屋市内で開催されました。集会には記念講演と寸劇や歌、太鼓など創意ある企画が盛り込まれ、2日間で500人が参加し、各地の運動や経験を大いに学び語り合いました。
集会は、「アリとキリギリス」をモチーフに働かされ放題になったキリギリスにアリが労働組合の活動を紹介して救う寸劇で開幕しました。
記念講演では保育を考える全国弁護士ネットワーク代表の川口創(はじめ)弁護士が講師をつとめました。川口弁護士は、高層マンション建設で子どもの保育環境が脅かされた事例を取り上げ、保護者との運動によって「子どもの権利条約」の重要性が司法で認められたことを解説しました。
また、不適切保育問題についても保育士不足の視点とともに保育者個人だけでなく、保育者集団としての成長や自治体の支援が必要だと強調しました。さらに、子どもたちを戦争の被害者や加害者にしないため、子どもをまんなかにおいた社会をめざすことを訴えました。「そのためにも豊かな保育実践が不可欠であり、一人ひとりの気持ちや個性を大切にすることが基盤となる」と参加者に呼びかけました。
学びと経験を持ち帰り保育実践につなげよう
特別報告では、高知から配置基準調査で481人の保育者の声を集めつながり合えたこと、また自治労連保育部会からは保育政策プロジェクトについて報告されました。
2日目は会計年度任用職員の処遇改善など4分科会1講座に分かれて学習・討論しました。
民営化・統廃合問題や「こども誰でも通園制度」など全国各地での運動の実践と教訓、公立保育所の存在意義と役割について学びあいました。集会で得たものを各地に持ち帰り、国・自治体の公的保育制度の拡充、保育実践の充実につなげることを確認しました。
参加者の声
●各地のたたかいの熱さに感動した。(東京・野原)
●保育へのタブレットの導入は、現時点ではソフトやハードの環境整備が不十分だと思う。(三重・神田)
●初参加です。少子化で子どもがいなくて4・5歳児を合同保育している。異年齢保育の経験がなくて苦労している。(岩手・佐々木)
●会計年度任用職員が声を上げて、組織化や要求実現がすすんでいるのはすごい。(福岡・堀内)
●参加14回目。男性保育士が増え、男性トイレが混むようになった。子どもはダイナミックな遊びなど喜んでおり、これが自然な姿なんだと思う。(京都・佐藤)
▲まんまる企画による迫力ある太鼓演奏