自治体労働運動資料室

民主的自治体労働者論アーカイブ

10 地域医療を守り充実をめざす運動の具体例

 青森県で、医師確保に向けて全自治体に要請キャラバンを行い、21自治体の議会で意見書が採択されるなど地域全体の世論にした取り組み。
 埼玉県飯能市での市民病院の診療所化提案に対する取り組み。千葉県で、県が地域医療から撤退し、県立病院の統廃合を進めていることに対して、「山武地域の医療を良くする会」に結集して住民過半数の署名をめざした取り組み。
 東京での都立病院の統廃合・公社化・民営化計画に対するはがきアンケートや宣伝活動。愛知・東三河地域で、医師不足や自治体病院への指定管理者制度導入の動きに対して、住民アンケートをもとに市長懇談などを実施した取り組み。
 京都・京丹後市で、市立病院の独立行政法人化の動きに対して、「当面、直営で」を勝ち取るとともに、産科医確保の運動でも一定の対策を講じさせた取り組み。
 大阪、広島、愛媛、高知でも公立病院と地域医療を守る運動、産科医を確保する運動が取り組まれました。