「すべての子どもによりよい保育を!11.3大集会」日比谷音楽堂に3500人が結集!

 11月3日、「よりよい保育を!実行委員会」主催による、「すべての子どもによりよい保育を!11.3大集会」(日比谷野外音楽堂)が開催され、全国から、保育・学童保育関係者をはじめ、3500人(自治労連からは約1000人)が参加しました。

自治労連独自の署名宣伝行動に約200人集結

 日比谷野音での大集会に先立ち、午前10時から銀座マリオン前、有楽町駅前、数寄屋橋交差点周辺に分かれて、すべての子どもの権利が保障される保育・子育て支援制度の実現を求める署名宣伝行動をおこないました。例年よりも一時間早い行動にもかかわらず、全国から約200人が集結しました。マリオン前では宣伝カーの上から道行く人にマイクアピールで保育をめぐる現状を訴えました。道行く人々は快く署名に応じ、ビラを受け取り話に耳を傾けていました。

「すべての子どもによりよい保育を!11.3大集会」

<第一部・保育フェスタ>

 今年の大集会は二部構成とし、11時から「保育フェスタ」を 開催。ステージ企画では、愛知から保育士兄弟ユニットの「だるまブラザース」も登場し、楽しい歌とダンスで会場を盛り上げました。他にも愛知・名古屋市職労署名実行委員会を中心に「歌・踊り」、広島県保育団体連絡会「新システムを斬る!忍者、再び参上」、東京「スパイダーマン」、神奈川保育問題協議会・合研実行委員会「合研で君と握手-GOケンジャー」など、子どもたちも楽しめるパフォ―マンスを披露しました。
各団体からの訴えでは、大阪市の保育と現状と裁判支援、東日本大震災の被災地である宮城、福島から。全保連会長・大宮勇雄氏は「子どもの願いに応える保育」を訴えました。

<第二部・決起集会>

 13時からは決起集会を開催し、主催者あいさつとして自治労連野村委員長が「子ども・子育て支援法ができましたが、国は子育てを支援するのではなく、推進する役目があると思います。資本主義の社会では、収入によって生まれる経済的格差が子育て・医療・保育・職業・社会参加などの社会的格差を生じさせないようにすることが国や自治体の責任。国・自治体の責任を明確にしていくことが求められている。保育を大事にしようという思いで、野田内閣を退陣に追いやりましょう。そしてこの集会が国民や労働者が主人公の日本をつくる決起の場にしたい。子どもたちのために明るい未来をともに作っていきましょう」と話されました。

 全保連・実方事務局長は、情勢・基調報告の後、「学習を力に、①国会請願署名の強化、②地元の国会議員への現行保育制度の拡充を求める、③国・自治体に保育制度の拡充を求める、④国に最低基準の改善を求める、⑤地方議会・議員に「現行保育制度の拡充などを求める」意見書採択を求める、⑥公立保育所の民営化を許さず、予算増額で保育条件と職員の労働改善を求めましょう」と行動提起をしました。

 各団体からのリレートークでは、自治労連からは保育部会常任幹事が登壇し、高橋光幸保育部会事務局長が、「児童福祉法に『公私連携保育所』という公立保育園を、企業を含む法人に無料で譲り渡せるしくみが記載され、この先、民営化が加速することが予想されます。保育者が入れ替わることなく子どもに安心感を守り、児童福祉法第1項の保育実施義務を守らせるためにも公立保育所の存在意義を訴えていきます」と決意を述べました。

<銀座パレード>

集会後は銀座デモに繰り出しました。「保育をまもれ!基準をあげろ!」「まだまだ足りない!保育所つくれ!」など、短くても訴えが通じるように工夫を凝らした四拍子のシュプレヒコールで楽しく道行く人たちにアピールしました。自治労連からの参加者は「大切です!公立保育所」と書かれたワッペンを全員で付けてアピールしました。