地域の住民・子どもたちなど1000人が参加

第9回うえだ給食まつりを海野町で開催

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 うえだ給食まつりは、上田市職労も参加する「上田市の学校給食を考える会」が実行委員会の中核となって、趣旨に賛同する団体・個人が参加して行っています。

 「子どもたちのためによりよい学校給食を」という一致する要求で、様々な住民同士や自治体労働者が繋がり、学校給食の実態を広く住民に知らせたり、子どもの食、地産地消の課題を考えてもらおうと9年前から取組んできました。

 今年は、初めて市内の中心商店街である海野町の「海野町フードサミット2013」で、「上田産直まつり」と同時開催という形で実施しました。

 毎年大好評の給食の試食会では、「ルーから手作り・第二学校給食センターのこだわりカレー」、「子どもたちに大人気・骨まで味わうニジマスのからあげ」、「なつかしくて新しい…学校給食のあげパン」の3品を、それぞれ300食ずつ、第二給食センターで調理して配送しました。順番を待つ長い行列ができ、それぞれなんと20分で終了、大盛況でした。

 今回初の企画「あなたの思い出&大好きな学校(G)給食(K)メニュー(M)・GKM2013総選挙」では、822人が投票、カレー、ソフトめん、クジラの竜田揚げ、あげパン…などが上位を占めました。

 投票用紙の感想欄には、たくさんの声が寄せられました。「なつかしい給食が見られました。また給食を食べてみたいです。(40代男性)」、「はじめて来ました。給食がどのように作られるのか、とても詳しい展示があり興味深かったです。(40代女性)」、「子どもたちが毎日、“今日の給食、○○だった!”とうれしそうに報告してくれます。ニジマスのから揚げ、最高!!子どもたちは幸せですね。レシピをもらったので家でもつくってみます(30代女性)」、「皆さんの一生懸命さが伝わりました。頭が下がります。(50代女性)」、「毎年学校を通じてチラシを見て嫁や孫は足を運んでいましたが、こんなに意義のあるものとは思いませんでした。感激です。(60代女性)」、「民営化などの動きがあるようですが、子どもたちの元気を支えるため、頑張っていただきたいです。(50代男性)」など…。商店街からも、「予想以上の大勢のお客さまにきていただいた」「来年もぜひ海野町でやってほしい」などの感想をいただきました。

 「センター化反対」の住民運動の中で建設された上田市の学校給食センターは、おそらく全国で唯一、「宿直勤務」があるセンターです。センター給食が頼りがちな化学調味料、濃縮スープ等を使わず、健康を考えた「本物の味」を子どもたちに届けるため、「宿直」の職員が朝の4時から何時間もかけて「とりがら」スープやダシを取り、下ごしらえをして、可能な限り手づくりの味になるよう工夫しています。「センター方式」であってもできる限り手作りを基本としてきたことは、上田市の給食センターの全国に誇れる特徴です。

 「全国に誇れる上田市の学校給食をこれからも続けていきたい」…調理員のこうした思いに反して、上田市では平成14年度以来、学校給食調理員の新規採用がなく、非常勤化がどんどん進んでいます。「民間委託」も検討されている中で、現業評議会では、住民とともに、直営を守り、保育給食調理員の新規採用獲得に続き、なんとしても学校給食調理員の新規採用をかちとろうと、とりくみを進めています。