2015年NPTへ向けて

核兵器全面禁止の巨大なうねりを!

被災60年、

2014年3・1ビキニデー、日本原水協全国集会

前年を大きく超えて、延べ3,400人が参加

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 アメリカ政府がビキニ環礁でおこなった水爆実験による被災から60年という大きな節目、そして被爆70年と2015年NPT再検討会議を来年に控え、「3・1ビキニデー日本原水協全国集会」、ならびに原水爆禁止世界大会実行委員会等による「3・1ビキニデー集会」、久保山愛吉さんの墓参行進が2月27日から3月1日にかけて静岡市、焼津市で開催されました。

 集会には、全国から延べ3,400人が結集し、自治労連各地方組織からも多数参加しました。本部からは松原中執、岡﨑中執、打越書記が参加しました。

 

国際交流会議(フォーラム)に160人が参加

 27日日本原水協主催による国際交流会議が、静岡市内にて開催され、全国から160人が参加しました。

 海外代表として、アメリカフレンズ奉仕委員会のジョセフ・ガーソン氏、非核フィリピン連合のマラヤ・ファブロス氏、フランス広島・長崎研究所の美帆シボ氏の3人と、日本からは、高草木原水協代表理事が報告を行いました。その中で、ジョセフ・ガーソン氏は、「NPT再検討会議に向けた危機とチャンス」について述べ、10年NPT合意を停滞させる動きに警鐘を鳴らし、15年NPTに向けた日本の運動への期待を語られました。

日本原水協全国集会・全体集会に1,000人が参加

 28日に開催された「日本原水協全国集会・全体集会」には1,000人が参加し、「核兵器全面禁止のアピール」署名や原爆展など、各地のとりくみが交流されました。基調報告で日本原水協の安井事務局長は、「いま、被爆70年、2015年NPT再検討会議に向けて、多くの政府が2010年の「核兵器のない世界の達成」の合意の実行、核兵器禁止条約の交渉開始を求めて行動を起こしている。それを実際に実らせるカギを握っているのは、市民社会の世論と運動。4月27日からニューヨークの国連本部で次回NPT再検討会議に向けた準備委員会が開催される。昨年10月の国連要請を大きく上回る署名を提出し被爆国日本の運動の勢いを示そう」と提起しました。

献花墓参行進2,000人参加

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 「3・1ビキニデー集会」の前には、ビキニデー静岡県実行委員会と日本宗教者平和協議会主催のビキニ沖原水爆実験の被害で亡くなった「第五福竜丸」元無線長・久保山愛吉さんのお墓まで献花墓参行進が行われ2,000人が参加しました。自治労連本部も核廃・戦争のない平和な社会を願い、花輪を手向けました。また、久保山さんの遺影にバラの花をお供えしました。

 続けて、8つのテーマに分かれて分科会が開催され、この間の運動交流をおこないました。自治労連の松原中執が第1分科会「2015年へ、『核兵器全面禁止』を圧倒的な草の根の力で」において運営委員を務めました。

 

青年企画・Ring!Link!Zero 2014

 28日の夜、Ring!Link!Zero 2014「はじめよう!核兵器廃絶アクション~1年後のNPTに向けて~」を開催し、80人の青年が参加しました。グループに分かれて、各グループで核兵器廃絶のために自分たちに何ができるのかを青年同士で話し合い、最後は一人一枚の紙に核兵器廃絶のための今後の抱負を書き、発表を行いました。2015年のNPT再検討会議に向けた取り組みとなりました。

「3・1ビキニデー集会」に2,400人参加

 3月1日に焼津市で開催された原水爆禁止世界大会実行委員会、3・1ビキニデー静岡県実行委員会共催の「3・1ビキニデー集会」には2,400人加しました。2011年3月11日の東日本大震災、東京電力福島第1原発の爆発事故から間もなく3年が経過する中、福島県原水協・石堂祐子事務局長が集会への連帯あいさつをおこない「福島では、いまだに15万人がふるさとに帰れず、苛立ちと絶望の日々が続いている。子どもを持つ親は子どもが成人しても放射能の影響を心配し続けねばならない。また補償金をもらっても避難を余儀なくされ、仕事もなく生活の見通しが立たずに暮らしている人たちへの冷たい視線もある。このことは、広島、長崎、ビキニ事件の被害者と全く同じ。放射能は、心やからだの健康だけでなく、地域のコミュニティを壊し、家族がバラバラにされ、人々が大切にしてきた日常のささやかな幸せを奪う。核と人間は共存できないことを福島県民は身を持って証明する。核兵器も原発もない世界を目指し、ともにがんばろう」と訴えました。

 他にも、海外代表のジョゼフガーソンさん(アメリカフレンズ奉仕委員会)、真野ら・ファブロスさん(フィリピン)、美帆・シボさん(フランス)とのインタビューや、静岡県生活協同組合連合会、立正平和の会、静岡民医連(青年学生)、青年企画・リング・リンク・ゼロに参加した青年が2015年核兵器のない世界に向けた取り組みをリレートークしました。

 集会には焼津市長が来賓あいさつをおこない、広島市長からはメッセージが寄せられました。最後に、ビキニ被災60年、2014年3・1ビキニデー集会アピールを採択しました。