image003 自治労連は、5月15~16日に大阪で第51回中央委員会を開催し、夏季闘争など当面の闘争方針やアピール「私たちは、住民の生活と権利を守る自治体・公務公共関係労働者の労働組合として、平和憲法をいかし、『戦争する国づくり』を断固阻止するため総力をあげます」等を決定しました。

   はじめに猿橋均中央執行委員長代行が「安倍政権は戦争法制を今国会で成立させるとしており、憲法が正念場を迎えている。自治労連は『二度と赤紙を配らない』という原点の元で総力を挙げて法案の廃案に全力をあげよう」「夏季闘争では、労働法制改悪阻止のたたかいや、正規と非正規を含むすべの労働者の賃上げの春闘の流れを650万人に影響を与える公務員賃金の改善や、全国一律最低賃金、公契約といった制度の改善によって生活改善につながる賃金の実現をめざそう」「こうした運動を担う自治体労働組合の役割は大きく、今年の組織拡大は昨年比で1.24倍と例年より速いペースで進んでいる。『おきプロ』からNPT再検討会議の取り組みなどを通して青年が新たに組合役員になっている。自治労連の各労働学校や全労連の初級労働講座『わくわく講座』などをいかし、学びの中から安倍政権の悪政を阻止するため職場や地域から共同を広げよう」「大阪の『住民投票』は政令市をなくして市財源と権限を大阪府が吸い上げ、巨大開発をすすめるために統治機構を変えようとするもので安倍政権の『地方創生』や戦争する国づくりなど改憲と軌を一にしており、全力で阻止しよう」とあいさつしました。来賓として大阪労連・川辺和宏議長があいさつしました。

新たに3組合が自治労連新規加入組合として承認される

   議事に入り冒頭、組織局長の関口裕志書記次長が「新規加入組合の承認について」(案)を提案し、3つの新規加入組合(長野・絆の会職員労働組合、岐阜/自治労連飛騨地域指定管理者ユニオン、三重・名張ハナミズキ(介護福祉ユニオン))が承認され、自治労連組合旗が猿橋委員長代行から渡されました。

その後、一般経過報告、15国民春闘の到達点と課題、当面の春闘方針(案)について中川悟書記長が提案しました。当面の闘争方針では、①改憲策動を許さず、憲法を守り、米軍基地撤去、平和と民主主義を守るたたかい、②職場要求と最賃・公契約、公務員賃金闘争を結合した夏季闘争の推進、③憲法に基づく社会保障を拡充させ、暮らしを守るたたかい、④安倍「地方創生」ではなく住民の安全・安心を守る国・自治体の役割を強化をめざして ⑤「春の拡大月間」で単組活性化と増勢をめざす取り組み ⑥すべての支部・支所が月間目標の達成をめざし、組織と共済拡大一体で推進しようなどについて提案しました。

職場や地域で共同広げ、奮闘する自治労連の全国の仲間のたたかい

  2日間にわたる討論では24地方組織、1県事務所から31人の中央委員の発言がありました。

夏季闘争、戦争法制阻止、憲法をいかすためのたたかいをさらにすすめよう

  2日間の討論をふまえて中川書記長が総括答弁を行い、「夏季闘争で労働法制改悪阻止、社会保障拡充、最賃闘争、『給与制度の総合的見直し』で押し返し取り戻すたたかいのほか、予算人員闘争など自治労連が3月に作成した予算人員闘争資料集を元に予算人員闘争を年間サイクルですすめることを追求しよう」「大阪都構想住民投票では維新政治に終止符を打つたたかいに全国が注目しており、今日明日の奮闘をお願いしたい」「何としても『戦争する国づくり』を阻止すること。NPT再検討会議で自治労連から多くの若い人が参加したことに広島市長から『若い人が多く参加していることに心強く感じた』とメッセージがあった。オール沖縄の源流は、第一次安倍内閣の教科書検定で沖縄戦での集団自決に日本軍が関与したことを否定することから始まっている。戦後70年を迎え、憲法をいかすためのたたかいをさらにすすめ、オール沖縄からオール日本へ二度と戦争をしない平和な日本をめざそう」「組織強化拡大で、昨年の『おきプロ』以降、青年が組合活動の表舞台で活躍しており、組織拡大でも青年組合員に依拠して前進させている。5~6月にかけて組織拡大を職場に依拠し、組合員に依拠しながら8月の大会を増勢で迎えるよう引き続き奮闘しよう」と述べました。

  総括答弁の後、「当面の闘争方針」(案)、「2015年国民春闘の到達点と課題について」(案)、「2015・2016年自治労連役員定数と選挙管理委員の選出について」(案)、「離籍専従役員登録等の承認について」(案)、「中央救援委員会裁決の承認について」(案)、「役員選挙規定の一部改正について」(案)のすべての議案が採択され、アピール案「私たちは、住民の生活と権利を守る自治体・公務公共関係労働者の労働組合として、平和憲法をいかし、『戦争する国づくり』を断固阻止するため総力をあげます」が水谷文中央執行委員から読み上げられ、満場の拍手で採択されました。