平和だからこそ文化・スポーツを楽しみ競い合える

image004 自治労連第23回全国将棋大会が6月10日~11日、神奈川県湯河原町「杉の宿」で開催され、9地方組織1県事務所17単組、実行委員会、日本将棋連盟・勝又清和六段をゲストに招き35人が参加しました。また、各地では全国大会出場をかけた対局が計100人を超えて行われ、各ブロック大会など勝ち抜いた9チームが優勝をめざし激戦を繰り広げました。

 主催者を代表して、猿橋均大会会長(委員長)は「杉の宿は将棋をする人にとっては名所ですが、労働組合的には湯河原駅近くの千歳川が名所で神奈川県と静岡県の県境にあるこの川を境に最賃が122円と地域間格差が大きく、人口減・流出問題につながっています。このゆがみを是正するには全国一律最賃制の確立は欠かせない課題で、夏の参議院選挙で野党共闘の政策にもなっていて一緒に社会のゆがみを正していきましょう。将棋は、以前は職場のなかで昼休みになると、部長、課長、職員関係なく、いろいろな話をしながら将棋をしていました。職場に余裕がないと仕事も人と人とのコミュニケーションもうまくいきません。職場の状況を改善するため皆さんと力を合わせていきたいと思います。大会では日頃の鍛錬を思う存分発揮をしてください」とあいさつしました。

関東甲越Aチーム(埼玉・深谷市職労・飯能市職・草加市職労)が2連覇

東海北信チームが準優勝

 大会は、3人1チームの団体戦で、各ブロックから勝ち上がった9チームが4回戦をたたかいました。

image006 試合は、初日の3回戦が終わったところで関東甲越ブロックA(埼玉・飯能市職、深谷市職労、草加市職労)と中国ブロック(岡山・倉敷市職労、山口・防府市職労)が3戦全勝と一歩リードし、続いて東海北信ブロック(愛知・名古屋水道労組、名古屋市職労)、四国ブロック(愛媛・宇和島市職、香川公務公共一般)、近畿Aブロック(京都・京都府職労)の3チームが2勝1敗と追う展開となりました。

 結果は4回戦で関東甲越ブロックAが中国ブロックを2勝1敗で破り、4回戦全勝で関東甲越ブロックとしては2年連続6回目の優勝を果たしました。関東ブロックAの主将と副将がともに個人4連勝という強さが光りました。準優勝は、4回戦で昨年準優勝の四国ブロックに3戦全勝した東海北信ブロックと、関東ブロックAに1勝2敗で敗れた中国ブロックが2勝1敗でともに4回戦3勝1敗と並びましたが、主将の勝ち数で3対1と中国ブロックを上回った東海北信ブロックが準優勝となりました。また、今大会はプロ棋士の勝又清和六段に協力いただき、各チーム代表者との多面打ちや景品付き詰将棋を楽しみました。参加者は深夜近くまで対局し、全国の仲間との交流で盛り上がりました。

 大会閉会あいさつに清水一成大会実行委員長が「日頃の鍛錬が発揮された熱い試合だったとおもいます。こうした文化・スポーツができるのも平和だからこそです。将棋で勝つには不断の努力が必要ですが、平和を維持することも我々の不断の努力が必要です。引き続き奮闘していきましょう」と締めくくりました。