働く者への分断攻撃をはね返し、住民自治の前進に展望を切り開き、自治労連の役割を発揮したたたかいをさらにすすめよう 

image009 自治労連・非正規公共労働学校が6月6日~7日、大阪自治労連会議室で開催されました。受講生は、ふたつの講義を受け、グループワークによる要求づくり・模擬団交を行いました。

 開校にあたって、天野副学校長(非正規公共評議長)が「非正規職員や公務公共職場のみなさんは、肉体的にも精神的にもギリギリのところで毎日働いていると思う。この労働学校で学んだことを持ち帰り、職場での労働組合の意義を再認識して職場の労働条件、労働環境の改善に繋げていってほしい」と挨拶。

 坪井寛江さん(元自治労連関連協議長・自治労連女性部副部長)が「ここから始める組合活動・自治労連運動-非正規労働者の要求実現の取り組み」と題し、第1講義を行いました。坪井さんは、「労働組合をつくり、運営し維持していく基本は団結すること。権利は労働者自身が行使してこそ意味があり、法律や制度に守られてこそ意味がある。社会の進歩に合わせて常に向上していかなければならない」ことを強調しました。そして、広島市嘱託連絡会が組合員一人ひとりの要求をつかみ、交渉し、結果を必ず組合員にかえすことをくりかえし、要求を実現させ、さらに団結の力で改善を勝ち取ってきた経験を語っていただきました。

第2講義では、「住民の繁栄なくして、自治体労働者の幸福はない-『住民投票』での勝利の結果をふまえ、つくられた『対立』の克服と住民自治の前進へ」と題して、中山直和さん(大阪自治労連副委員長)が講義を行いました。はじめに、5月17日投票の「住民投票」の結果について、投票結果は僅差であったが、橋下市長の「任期満了後に政治界からの退場」を発言させ、安倍首相の「改憲」戦略に大きな狂いを生じさせる結果となったこ と。「住民投票」を取り組むなかで、政党の垣根を越え、それぞれの党派の議員とそこに住む住民たちが、反対の一点で団結して、「大阪市解体」を許さない運動を展開してきたこと、大阪全体で展開したことが話されました。またこの間、橋下市長が行ってきた独裁体制、労働組合の存在の否定や職員への独裁的統制についても話されました。最後に、若者・高齢者、住民・公務員、正規・非正規の分断・対立を克服し、連帯をすすめ、住民自治の前進に展望を切り開き、自治労連の役割を発揮したたたかいをさらにすすめていくことが大切であると話され、終了しました。

 2日目は、自治体非正規職員と公共関係職員との2つのグループに分かれて、職場要求を出しあい、要求書をつくりあげるグループワークを行いました。そして、その要求書をもとに、当局側を田川本部副委員長、天野非正規公共評議長、田原同副議長らが演じ、模擬団交を行いました。冒頭から要求実現に背をむけた答弁をくり返す当局に対し、本番さながらの追及で迫り、あいまいな回答に対し、交渉参加者から鋭く迫力ある応援を送るなど、とても盛り上がった模擬団交となりました。

 最後に、全カリキュラムを終了した受講者一人ひとりに、田川学校長から修了証が渡され、閉校しました。