image003 1月12日、「子どもに豊かな育ちと読書の喜びを」をスローガンに、第15回学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどいin東京が全教会館(エデュカス東京)で行なわれました。この集会は自治労連、全教と読書運動にかかわる各団体などで結成された実行委員会で開催され、各団体や一般参加者など98名が参加しました。自治労連からは、教育部会役員、山形県事務所、千葉県本部、東京自治労連、神奈川自治労連、長野県自治労連、京都自治労連、大阪自治労連、岡山県本部、大分県事務所、自治労連本部役職員など39名が参加しました。

 はじめに「読者のつどい実行委員会」の広瀬恒子さんが「子どもたちが本と出会い、読書の喜びを感じるところが学校図書館です。学校司書は子どもたちの成長に大きく関わっています。このつどいで共に語り合い、大いに議論を深め、実りあるものとしていきましょう」と開会のあいさつを行ないました。

 全体会では、3つの報告が行なわれ、親地連事務局・学校図書館を考える全国連絡会の水越規容子代表が「学校図書館法の一部『改正』について」と題して報告しました。水越氏は「学校図書館法が一部改正されたが、すべての学校に学校司書が配置されるわけではない。また正規で配置される保障がなく、非正規の学校司書が増えるおそれがある。改正学校図書館法の内容は不十分さがあるが、これから学校司書を配置する運動の足かがりにはなる。子どもたちの『学びたい』という願いを実現させるためにも、全ての学校に専門・専任・正規の学校司書の配置を実現させましょう」と訴えました。続いて、全教・埼玉県高等学校教職員組合司書部のみなさんが「学校司書の一日・高校編」について寸劇で報告を行ないました。また自治労連岡山県本部の小西真実さんが「学校司書の一日・小学校編」の報告を、パワーポイントで紹介しました。

 午後からは3つのテーマにわかれて分科会が行なわれました。第1分科会「今、公共図書館に求めるものとは? ~直営と指定管理者制度導入の動き~」、第2分科会「『改正』学校図書館法が4月施行 ~求める学校図書館像と専任・専門・正規の学校司書配置の前進を~」、第3分科会「教育の自由と図書館の自由  ~『図書館の自由に関する』宣言、教育委員会制度『改正』やそのもとでの高校特定教科書採択排除問題など~」の各テーマでレポート報告や議論が行なわれました。

 閉会全体会では、各分科会から議論の内容などの報告が行なわれ、最後に全教の田倉考衛書記次長が閉会のあいさつを行い、「学校図書館・公共図書館の充実を求めるアピール案」が提起され、大きな拍手で採択され、集会を締めくくりました。