安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求め白衣でアピール

 2016年5月19日、医療三単産(自治労連、全大教、医労連)は国会周辺でこの3年間取り組みを進めてきた「安心・安全の医療・介護の実現と、医療・介護従事者の夜勤改善・大幅増員を求める」国会請願署名の提出行動と国会議員要請を行ないました。

image009 行動には全国から270名が参加し、①看護師など「夜勤交替制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔12時間以上」とし、労働環境を改善すること。②医師・看護師・介護職員などを大幅に増やすこと。③国民(患者・利用者)の自己負担を減らし、安全・安心の医療・介護を実現することを求めて行動しました。

 午前中の意思統一集会では、熊本医労連の代表から被災地支援に対するお礼が述べられ、続いて日本共産党国会議員団から激励あいさつ。主催者を代表して医労連の中野委員長が3単産の3年間の取り組みの成果と課題、意思統一集会に先立って行われた厚生労働省との交渉の様子を報告しました。

 国会前での白衣のアピールでは、主催者を代表して高柳京子副委員長は「いま、国民一人一人の実態と要求を可視化することが、政治を大きく変えてきている。劣悪な医療・福祉・介護労働者の実態は、そこに働くもののみならず、患者・利用者、地域医療・福祉に大きく影響する。社会保障改悪が社会保障の本来のあり方を、自助・共助に矮小化し、自己責任を強要することは憲法25条の解釈改憲にほかならない。戦争法の施行により日本がアメリカの起こす戦争に巻き込まれれば、医療労働者が戦争に加担させられる危険が現実となる。医療・介護現場の実態、私たち国民の要求を訴えていこう。」と挨拶しました。

 各団体からの取り組み報告では、自治労連からは静岡選出の医療部会幹事が、静岡での署名の取り組みについて報告し、現場の看護師さんの声として「シングルで子育てを頑張ってきた。看護師だったから子育てできたが、看護師だったから夜勤で留守にすることも多かった。夜勤の多さをなんとかしようとみんなで署名に取り組んできた。」と発言をおこないました。