image005 「税と社会保障の一体改革」に基づいて、社会保障の自己責任化が推し進められ、先の国会では「医療介護総合法」が強行採決され、この秋以降、“悪法”の具体化がすすめられようとしています。国民健康保険の都道府県単位化や医療機関の再編成と病床削減による医療費抑制、医療の営利化、患者・利用者の負担増、介護保険の要支援者へのサービス縮小・打ち切りや、特養から要介護1・2の排除など、いのちを脅かす改悪が目白押しです。

 10月23日あいにくの雨空の下、日比谷野外音楽堂に3200人を超える参加者(自治労連も全国18地方組織と本部から120名の参加)で、「いのちまもる10.23国民集会」が開催され、国民のいのちと暮らしを脅かす「戦争する国づくり」も「社会保障解体」も許さず、今こそ憲法をいかして、国民のいのちをまもろうと声をあげました。

 集会のオープニングセレモニーでは「ザ・ニュースペーパー」のコントが行なわれ、会場を笑いで盛り上げました。つぎに、実行委員会を代表して日本医労連の中野千香子中央執行委員長から主催者あいさつがあり、2006年から開催されてきたこの集会を通して、「署名請願や職員増員、いままでになかった他団体との共同など、確実に前進していることを実感している。」「国民が疲弊しているのに医療や介護を大改悪し、消費税を10%にするというのでしょうか。安倍さんはノーサンキュウ。悪政ストップ、命を守るために奮闘しましょう」と、決意のこもった呼びかけを行いました。次に医療や介護の現場から実態や願いを語り、さらに大きな運動を広げようと今集会呼びかけ人の3人(伊藤真美さん・医療法人社団花の谷クリニック院長、川島みどりさん・日本赤十字看護大学客員教授、本田宏さん・済生会栗橋病院院長補佐)が訴えを行いました。リレートークでは①医療現場から②介護現場から③医師の立場から④病院・施設の立場から各分野を代表して現場の実態を告発して社会保障の充実を求める発言がありました。政党からは、日本共産党の小池晃副委員長が、「医療や介護に不安を抱える国民がたくさんいる国に未来はない。安倍政権を取り囲み、打倒するまで団結してがんばろう」とあいさつをしました。集会には日本医師会や日本歯科医師会など様々な団体や研究者など100通を超える賛同メッセージが寄せられました。(「10.23国民集会」のホームページでも紹介)

 集会の最後は、厚生労働省に向けて全員で集会タオルを掲げシュプレヒコールをおこない、大成功で集会を終えた後、「いのちをまもれ」「医師・看護師を増やせ」と、国会に向けて元気にパレードを行ないました。