「原発いらない!今すぐ廃炉!」

年内トドメの大抗議!

再稼働反対☆国会大包囲に1万5千人が集結

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   12月22日(日)、東京・日比谷野音(大音楽堂)及び国会議事堂周辺で「12.22再稼働反対☆国会大包囲」の集会が開催されました。この集会は、「首都圏反原発連合」が主催し、全労連も参加する「原発をなくす全国連絡会」などの協力で行われ、「年内トドメの大抗議」として1万5千人の参加者が、政府、国会に向けて怒りの声を突きつけました。主催者あいさつでは、首都圏反原発連合・ミサオ・レッドウルフ代表から「政府は『2030年代の原発ゼロ』を撤回する閣議決定をたくらんでいる。安倍首相は国民の世論を無視しつづけている。今日の集会で民意を表明していきましょう」と呼びかけました。

 続いて、ラッパーのATS(アツシ)さんのパフォーマンスがあり、「安倍首相は、『原発は安全だ。安くて安定的な電力供給がないと、いま私たちが享受している豊かさが失われてしまう』とテレビで言い切った。しかし、原発は安全ではない。安くもない。安定的ではない。テレビで総理大臣がウソを言っている。国会を包囲し、声を突き上げて分からせてやろう」と訴え、会場を盛り上げました。

 集会では、女優の木内みどりさん、元参議院議員の水野誠一さん、ルポライターの鎌田慧さんが発言しました。木内さんは「多くの人が、原発の恐ろしさをもっと早くに知っていれば原発事故は止められたかもしれない。事故後も未だに無関心な人もいる。そんな人たちに気づいてもらうため、このような集会で声を上げていきたい」と語りました。水野さんは「内閣府は今年3月、南海トラフで巨大地震が発生した場合の被害額を220兆円と試算した。しかし、巨大地震で浜岡原発などが被害を受ければ東京にも被害が及び、何倍、何十倍の被害額になる。内閣府の発表では浜岡原発には触れておらず、原発事故は想定していない。政府は廃炉どころか再稼働、増設、輸出をたくらんでいる。一人ひとりが原発反対を諦めずに訴え続けていけば、必ず廃炉にたどり着ける。一緒にがんばっていきましょう」とよびかけました。鎌田さんは「被災者は仕事や住まい、将来の不安を抱えている。オリンピック誘致のため、『汚染水はコントロールされている』発言や、原発輸出、再稼働や原発ゼロ撤回など、政府、首相は何も感じないのか。『儲ければいい』、『人が死んでもいい』、安倍首相の言う『美しい国』とは、亡国ではないか。こんなことは許してはいけない。さらに運動を広げ、大きくしていきたい」と怒りと決意を叫びました。集会終了後、参加者は国会議事堂へと移動し、衆議院第二議員会館前をスタート地点として、国会を大包囲しました。主催者からの「大包囲が完成しました」の報告に、国会を取り囲む参加者から大歓声が上がりました。

 国会正面では、日本共産党の小池晃副委員長、笠井亮衆院議員、吉良参院議員、民主党の菅直人元首相なども参加し「反原発」をかかげてあいさつを行ないました。

 国会を取り囲んだ参加者は、被り物やプラカード、鳴り物などを持参し、「原発廃炉」「いますぐ廃炉」と、「反原発」への思いを込めた声を上げました。

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