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維新型の暴走政治にストップを!
市政の転換へ、市民とともに決起集会を開催

 大阪の泉佐野市では、4月のいっせい地方選挙で市長選挙が行われます。1月31日(土)泉佐野市内にて、泉佐野市職労も参加する「公正で民主的な住みよい泉佐野市政をつくる会」が主催して〝子どもの幸せ、市民のくらし守る 泉佐野へ〟「暴走市政にストップ!市民決起集会」が開催されました。集会は、用意していた250部の資料がすべてなくなり、立ち見者もでる約300名の市民の方々が集いました。

市民不在、自分の意に反するものは敵視する現市長

 泉佐野市では、4年前に当選した千代松市長が維新型の暴走政治を続け、市職労に対するimage004団交拒否や一方的な賃下げなど不当労働行為を行い、市民いじめの市政を進めてきました。市長の行政運営は、大阪市の橋下市長のやり方とウリ二つです。市民と公務員を敵対させ、自分の意に沿わないと見ると徹底的に攻撃する、極めて乱暴なやり方です。

 集会では、この間の泉佐野市政の実態について、泉佐野市職労の昼馬委員長が報告しました。昼馬氏は「千代松市長は就任以来、自分の意に反するものは敵視し、排除しながら、財政危機をあおり市民の切実な要求を抑えるために、市民不在の奇抜な施策を実施してきた。市の命名権(ネーミングライツ)を民間企業に売却することや『飼い犬税』の導入を検討している。学力テストの学校別公表を実施し、日の丸・君が代条例の制定、『はだしのゲン』の回収、家庭ごみ収集の完全民間委託化、学童保育の民営化、市民課窓口業務の民間委託強行など数々の暴走市政を進めている。市職労と市民団体とでつくる『泉佐野市政をよくする市民連絡会』は、暴走する市政の問題を市民に知らせ、市政の転換を訴えてきた」と、この間の取り組みについて報告。4月に行われる市長選挙に市民本位の市政の実現をかかげて立候補を表明した元小学校教師の竹崎ひろかずさんについて「広範な市民運動の取りまとめを行い、『九条の会・泉佐野』でも事務局長として、憲法9条を守る一点での市民共同にも取り組んでこられた人です」と紹介。「市民や市職員の声を聞かない暴走市政を変えていくために、市民運動の先頭に立って奮闘してきた竹崎ひろかずさんとともに奮闘しましょう!」と訴えました。

 維新型市政を変えるために、市民の共同を!

 各分野からの発言では、大阪労連の川辺議長が、「大阪市をはじめ泉佐野市や吹田市などの維新型政治をどう打破するかだ。そのためには幅広い労働者、市民の共同をつくっていくことが必要だ」と訴えました。大阪自治労連の市本副委員長は「市長が労使の話し合いを拒否することは泉佐野市の民主主義を劣化させるものだ。市政の転換へ大阪自治労連も奮闘する」と決意を表明しました。大阪教職員組合の藤川書記次長は「子どもが被害者にならないようにオール教育関係者で竹崎さんを支援していく」と力強く訴えました。「泉佐野市政をよくする市民連絡会」の水野代表は、「市民が共同する新たな高みへの闘いが、市政民主化への道となる」と訴えました。泉佐野民主商工会の勝藤副会長は「業者の立場から竹崎市政を実現し、住宅リフォーム助成制度を何としても実現してほしい。商店街の空き店舗活用を」と訴えました。新日本婦人の会泉佐野支部福岡支部長からは「こどもの幸せと市民のくらしを守る市政に竹崎さんを先頭に奮闘したい」と訴えました。

民主主義を取り戻すチャンス!

 泉佐野市職労の阿部副委員長は、「竹崎さんが立候補を決意されて、千代松市長の無投票当選を阻止してくれたことは、私たちに民主主義を取り戻すチャンスを与えてくれた。その決意に応えたい」と決意を表明しました。泉佐野市教職員組合退職者を代表して、渡辺さんから「品位も人格もある竹崎さんを先頭に、明るくいきいきと職員が駆け回っている職場をつくろう。退職教職員を含め運動の輪を大きく広げたい」と訴えました。日本共産党泉佐野市会議員団の山下議員は「市長の強引なやり方は続いている。教員としての信念、品性と暖かさがある竹崎さんとともに市政を変えましょう」と訴えました。

「みんなの力で勝利をめざす」と竹崎さんが決意表明

 竹崎ひろかずさんは、「今日の大勢の参加者が私を大きく励ましてくれた」とし、「みなさん方の支援を得て、勝ちにimage006行く選挙にしたい」と力強く決意を述べました。

 集会の最後に、「つくる会」事務局長の高道市議会議員から「市長選挙は一騎打ちの闘いとなる見込み。8万人の有権者で投票率が50%であれば、2万票を超える得票を得なければ勝てない。今日の参加者が大きく支持を広げていただくとともに、3月14日(土)午後7時からの決起集会も大成功させよう」と行動提起があり、決起集会を終えました。

大阪自治労連も泉佐野市政の民主化と竹崎さんの勝利をめざし、全力を挙げる

 大阪自治労連は、橋下・維新とのたたかいで、住民の暮らしを守る自治体職員の権利侵害を許さない立場を明確にし、一歩も引かず奮闘してきました。泉佐野市に働く全職員が、安心して住民サービスに力を注ぐことが出来るよう、そして、市民の暮らしを支える市役所となるように、4月の市長選挙に向けて、奮闘する決意でいます。

 

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