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大阪市をなくす「住民投票」で「NO!」の審判を
大阪市内各地で宣伝行動 大阪自治労連

 2月24日、大阪自治労連は、橋下・維新の会による権利侵害攻撃と市民サービス切り捨ての強権政治に対して、住民との共同を大きく広げる宣伝行動を行ないました。

 昨年末、公明党が「大阪都」構想について、「住民投票までは賛成」と急転換したことにより、一度は議会で否決された「協定書」がそのまま再提案され、維新・公明が強行可決。橋下市長は、2月の大阪府・市の両議会で通し、5月17日に「住民投票」を実施するとしており、両議会でいったん決着がついた問題をひっくり返すという、暴挙をはたらいています。

 この日は、大阪自治労連のある大阪グリーン会館内の他団体への呼びかけや、もともと年金者組合が商店街での宣伝を企画していたこともあり、総勢15人の共同宣伝部隊でランチタイムの天神橋商店街を練り歩き宣伝しました。ハンドマイクでは「維新の乱暴なやり方」を批判し、「過去の大型開発の失敗を2度と繰り返してはならない」と訴えました。また、「大阪市の廃止に『反対』を示すロゴ」をプラスターにして宣伝。「なにが書いてあるの?」と興味をもって見る人も多く、大反響の中、宣伝を終えました。大阪自治労連は、毎週火曜のランチタイム宣伝行動を3月中、引き続き行うことを決めました。

訴えれば確実に反応が返ってくる

 image005また、3月1日(日)、「春の強化拡大交流集会」を開催し、集会終了後には、淀川区、東淀川区の宣伝行動を行ないました。1時間あまりの宣伝でしたが、雨が降りしきる中、大阪自治労連本部と12単組36人の参加があり、「よくする会」の地域連絡会の協力で、淀川・東淀川区付近に6隊の宣伝隊と3台の宣伝カー、その他には2台の宣伝カーが西成区と大正区に入り「維新政治NO」の声を広げていきました。雨が激しく降る中、すれ違う人はまれでしたが、「頑張ってくださいね」など住民からの温かい声援に励まされての宣伝となりました。

 宣伝では、家から出てきて長いスポットを最後まで聞いてくれた方や、通りがかりでもじっくりと会話に付き合って下さった方、「おれ、橋下大嫌いやねん」と強面の住民の方からも励ましの声をかけて頂き、訴えれば確実に反応が返ってくる事を実感した宣伝になりました。

大阪市廃止分割ストップ!大阪市内4か所で都構想反対宣伝

 3月3日、ひなまつりにちなんで大阪市城東区内の4箇所で都構想反対の宣伝行動を行いました。都構想反対の訴えに「そうだ!橋下は何でも強引や!」「橋下さんは、都構想はいいことばかりだと言っていたがウソなんやねー」など市民からは多くの声が寄せられました。大阪自治労連は、「大阪市解体となる『大阪都』構想を許さないために、住民投票で『ノー』の審判を」と大阪市内宣伝を引き続き行っていきます。

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