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 原発ゼロの未来へ 福島とともに 3.4全国大集会 

国と東電は責任を果たせ! 3500人集まり銀座をデモ  

 3月4日、原発をなくす全国連絡会主催の「原発ゼロの未来へ 福島とともに 3.4全国大集会」が日比谷野外音楽堂で開かれ3500人が集まり、自治労連の仲間も各地から参加しまし た。
 開会あいさつで全国連絡会事務局の小田川義和(全労連議長)さんは「福島の避難者切り捨てを許さない声を大きく広げよう」と訴え、「立憲主義、民主主義を破壊する安倍政権を一日も早く終わらせよう」と呼びかけました。また国会議員からは共産党からは藤野保史衆院議員があいさつを行い、自由党の小沢一郎代表、社民党の吉田忠智党首からは連帯のメッセージが寄せられました。
 集会のメインスピーカーとしてはジャーナリストで宇宙飛行士の秋山豊寛さんが登壇。自らも福島から避難した秋山さんは「私たちが推進しなければならないことは『変えていく』ということです。わたしたちは野党共闘というものを進めました。そして、いま私たちが正面から立ち向かうべきものは共謀罪。10万人、20万人で共謀罪反対で国会を包囲することが大事だと思うんです」話しました。また会場に高齢者が多いことにふれて、「いま老人ががんばるときです。いろんなことで苦しんで悲しんで、だけど志は捨てないというすっきりとした後姿を若者に見せてやりましょう。そのことによって志が若い人たちに伝わるんだと思います」と訴えました。
 特別発言で、2015年9月に避難指示が解除された福島県楢葉町の早川千枝子さんが発言。避難者がいじめにあい、ひきこもりや自殺も少なくないと話し、「ふるさとを返してほしい、子どもの笑顔と一家団欒の場を返してほしい。これから生きていくための生きがいを返してほしい」と声を詰まらせました。「こんな思いを誰にもさせたくない。原発ゼロへみんなで頑張ろう」と訴えました。
 また、集会ではさようなら原発1000万人アクションの富山洋子さん、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんが連帯あいさつを行いました。
 集会後は銀座をデモ。サウンドカーを先頭に、「原発なくせ」「国と東電は責任を果たせ」などとラップのリズムでコールを行いました。

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