かがやきDAYS2014年5月号 Vol.486

感謝の気持ちを胸に走るトライアスロン

愛知・豊橋市職労 山本 英治さん
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▲2013年7月に開催された全日本トライアスロン皆生大会にて。ラスト42キロのランニングスタート直後

豊橋市役所に入職して13年目を迎える山本英治さん。豊橋市職労の環境支部埋立分会の分会長を務めています。

職場は廃棄物最終処分場で、焼却処理された灰や細かなコンクリート片などを埋め立てています。

その誠実な人柄と元気さで、職場から組合役員に推される頼りになる存在。職場討議では15人ほどの職場を和気あいあいとまとめ、かしこまらず話しやすい雰囲気づくりに努めます。

「人の生き方に通じるものがトライアスロンにはある」と語る山本さんが競技を始めたのは、社会人1年目の23歳の時。憧れの先輩の存在が大きかったといいます。「職場でもサークルでも活きいきしていて、みんなから一目置かれ、頼られる。そんな生き方に惹かれ、同じトライアスロンを始めました」ときっかけを語ってくれます。

別名「アイアンマン(鉄人)レース」と呼ばれるトライアスロンには距離別に3つのタイプがあり、チャレンジしているのは“ロング”タイプ。水泳3.8キロに始まり、自転車180キロ、そして最後に約42キロのフルマラソンが待っています。レース時間は10時間以上と、肉体的にも精神的にも追い詰められる最も過酷なタイプです。山本さんは昨年、鳥取県で行われた全国の猛者800人が集う、全日本トライアスロン皆生大会で13位に入る実力者。その成績を支えるのは、日々のたえまない努力です。

1カ月の練習量は水泳40キロ、ランニング250キロ、自転車1000キロにおよび、日々の練習時間の確保も大変。「帰り道を利用して自転車で50キロ走るなど、時間の使い方を工夫しなくてはいけません。技術の向上を追究し、いかに効率よくとりくむか。仕事にも通じる大切な考え方です」と語ります。

そんなトライアスロンの魅力を「自分という人間を磨くことができるもの。職場の仲間、家族の理解と協力があってここまでやれている。『ありがとう』の感謝と『まだやれる』のあきらめない気持ちを強く感じさせてくれる」と語ってくれた山本さん。さらなる目標である入賞8位(次年度招待選手)に向けて今日も、仕事に競技に組合活動に走り続けます。

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▲「自分を磨くことができる」とトライアスロンの魅力を語る山本さん