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2.27全国でいのち・医療・介護・保育の大改悪反対運動

春をよぶ あいち大集会-愛知
 労働組合や医療・福祉団体などでつくる実行委員会主催で2月27日、「社会保障を自己責任にするな」「いのち守り育てる社会保障は国の責任で」と、「2・27 春をよぶ あいち大集会」が名古屋市・久屋広場で開かれ2,000人が参加しました。

 主催者あいさつに立った、徳田秋・愛知県社保協議長は、「医療や教育、福祉に対する国の責任を放棄する動きを阻止し、消費税増税やTPP参加をやめさせるためみんなで力をあわせよう」と呼びかけました。

 保育士たちが踊りと寸劇で、「子育てを親の自己責任と金もうけの道具に変えてはいけない」と“子ども・子育て新システム”は許さないとアピール。障がい者や施設職員が寸劇で、障がい者権利条約に基づく障害者基本法の改正を求めました。介護分野からは「軽度者は保険から外し、保険料も利用料も引き上げになれば、保険あって介護なしの状態はますます深刻になる。介護職員の処遇改善、高齢者が安心してくらせる制度改革を」、年金者組合からは「国保料や介護保険料が、連続値上げされ庶民生活は大変。金持ち減税より国保料を引き下げて」、医療分野からは、地域医療を担っている自治体病院の縮小・民間委譲や、医師・看護師不足で医療崩壊が広がっており、「国民のいのちと健康が脅かされている。誰もが安心して医療をうけられるように国は責任を果たせ」とリレートーク。

 その後、社会保障の大改悪にストップをかけ、国の責任で拡充を行うよう求める集会アピールを採択し、繁華街をにぎやかにパレードしました。パレード後には、名古屋市職労の保育士が新システム反対の署名行動を行ないました。

「子ども・子育て新システム」反対で署名宣伝-東京
 東京自治労連は一斉宣伝行動の提起を受け、世田谷区職労、江東区職労、板橋区職労、足立区職労、品川区職労が署名宣伝行動を行いました。

 世田谷では27日(日)に区内5カ所の駅周辺で署名宣伝行動を行いました。暖かく署名日和の中、庁内分会や私立保育室の方も含め総勢117名の参加者で元気よく行動。「うちの子どもも保育所に入れず育休をのばしたの」と話していくお母さんや署名用紙を持ち帰ってくれた人、「頑張ってください」と激励されるなど反響も大きく、保育のことをよく知っていて署名してくれるお年寄りもたくさんいました。詳しく聞きたいという方には「雇用する企業がもっと子育て支援をしなければ仕事が続けられなくなり、人材を失うことになりますよね。小泉さんのころからうんと悪くなってるわね」と話すと署名をしてくれるなど、より市民の方との対話が増えてきています。1時間の行動で1,192筆が集まり、幸先の良い第2次署名行動のスタートとなりました 。

子どもを金もうけの道具にしないでホシ~!!-京都
 京都自治労連は2月27日、政府が強引に進める「子ども子育て新システム」に対し、“これから結婚・子育てをする青年がだまってたらアカン!何か行動をしたい”と青年が企画し、労働組合や保育・子育て関係団体、政党などに呼びかけて、京都市役所前での集会と祗園八坂石段下までのパレードを行い、70人を超える人が参加しました。

 集会では、情勢報告をはじめ公立・民間保育園や学童保育の現場、保護者からの話をはじめ、街頭紙芝居で、新システムミニ学習会もありました。休日の市役所広場前には、ダンスをする若者や子どもづれの家族などの姿もあり、青年は臆せず署名を頼みに行っていました。

 集会後のパレードは、とらろうとクマさんも参加、繁華街を「ホシ~」パレード!「国はもっと子育てに責任をもってほしい~」のあとに「ホシ~」コール。パレード誘導の警官もにっこり、町行く人もつられて「ホシ~」となかなかのインパクトで、40分ほどの道のりを元気に歩きました。100筆をこえる署名も集まりました。3月13日には円山公園音楽堂で保育大集会を予定。京都のあっちこっちで新システムNO!の声を広げていきます。

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