image004 憲法記念日である5月3日、全国各地で「憲法をいかそう」「9条を守れ」と集会やデモがとりくまれました。横浜市西区の臨港パークでは、「平和と命と人権を!戦争・原発・貧困・差別を許さない」をテーマにし、改憲に反対する「5.3憲法集会」が開かれました。安倍政権が解釈改憲で集団的自衛権行使を可能にし、改憲を進めようとする中、約3万人が参加しました。

 12時30分より和太鼓の演奏で開幕、呼びかけ人あいさつでは、作家の大江健三郎、憲法学者の樋口洋一、精神科医の香山リカ各氏らが、安倍政権の改憲の動きや安全保障政策を厳しく批判し、平和や命の尊厳を基本に憲法を守り、生かしていこうと呼びかけました。
 大江氏は、安倍首相が今夏までの戦争法制成立などを表明した米議会での発言に触れ、「国民は集団的自衛権を拒否しており、積極的平和主義は認めていない」と強調。さらに、この日配布されたパンフレットに書いてある「私たちは、『平和』と『いのちの尊厳』を基本に、日本国憲法を守り、生かします。集団的自営権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します」というメッセージは私たちの考え方の根本にあると述べられました。

 沖縄からは、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会の高里共同代表が憲法をめぐる沖縄の思いを紹介。本土復帰後も過重な基地負担は継続し、「あたかも憲法がないかのような状態に置かれ続けてきた」と指摘。名護市辺野古での新基地建設について「憲法をしっかりと維持していくためにも、新基地建設を認めてはいけない」と呼びかけました。リレートークでは、戦争・原発・貧困・差別に関わる問題の解決に向け、その先頭に立って取り組んでいる方々がスピーチしました。

 集会には民主党の長妻代表代行、共産党の志位委員長、社民党の吉田党首ら野党幹部も登壇し、戦争立法反対の一点での共闘を呼びかけました。

 安倍政権が戦争する国づくり、改憲を推し進めていることに危機感を募らせて集まった参加者は、戦争放棄をうたう9条を守り戦争法制を阻止する思いを新たにし、集会を終えました。

image006 集会終了後、自治労連は独自行動としてJR桜木町駅前で宣伝行動を行い、神奈川自治労連、東京自治労連、自治労連本部の役職員72名が参加しました。 

 猿橋委員長代行は、法案の閣議決定も国会審議もはじまっていないにもかかわらず日本を海外で戦争する国にすることをアメリカに誓った安倍首相の行為を、「日本という国の主権をアメリカに勝手にゆだねる異常極まりない態度」と批判。「『日本を戦争する国にしない』『解釈改憲も明文改憲も許さない』という世論をさらにひろげ、憲法がいきる政治への転換を求め一緒に取り組みましょう」と訴えかけました。

 署名をしてくれた人の中には、「今まさに日本が戦争する国になるか否かの瀬戸際」と強い危機感を訴える人がたくさんおり、わずか1時間の行動で、207筆もの署名が集まりました。