11月22日、長野県北部で最大震度6弱を観測した地震は、北安曇郡白馬村や長野市などで46人が負傷し、白馬村・小谷村を中心に47棟が全壊、94棟が半壊、一部損壊は282棟。各自治体の避難所には計290人(11月26日現在)が生活しています。

  11月25日、長野県自治労連と上田市職労は、自治労連に加入する白馬村社協労組(西沢千賀子執行委員長)のお見舞いと激励を行ないました。

  和田吉正長野自治労連書記次長・上田市職労副委員長から、訪問時の様子をまとめたレポートが自治労連本部に寄せられましたので、以下紹介します。

  当日、朝確認した時点では長野市から白馬村に向かう県道(オリンピック道路)は大町市美麻から先が通行止めということでしたが、午後には解除されており、白馬村までの所要時間は普段と変わりありませんでした。道路はところどころひび割れているところや陥没や隆起したところを砂利で埋めて、応急処置がされていました。

 社協は白馬村役場のとなりにあるのですが、駐車場は県内外の報道機関の車が数多く駐車しており、満車状態で、停める場所を探すにも苦労しました。役場内の地域包括支援センターに勤務する西沢委員長を訪問し、地震被害の状況などをお伺いしました。「組合員の方には大きな被害はなし、村内で家屋倒壊などの被害が出ているのは東側の一部に集中している。昔からの集落で普段から付き合いがあり、住民同士が助け合い、死者はなく、大きなケガもほとんどなかった。社協のあるふれあいセンター全体が避難所になっている。周辺自治体の社協職員にも応援してもらいながら、避難所やボランティアセンターの運営は社協職員が中心にあたっている。」とのことでした。「昨日は、避難されている方も家の片づけに出かけていたのですが、今日は雨なので避難所にいるようです。」と避難所の様子も少しお聞きできました。

 つづいて、役場に隣接するボランティアセンターを訪問。ボランティアセンターには白馬社協労組の松沢書記長がいて、お話を伺いました。「ボランティアセンターでは、避難所の方や民生委員さんを通じてニーズをお聞きしていて、倒れた壁の撤去などいくつか上がってきているが、今のところ件数は少なめで、ボランティアの登録も周辺自治体に限らせてもらってimage009いる」とのことでした。 職員の皆さんは休みも取りながら、仕事にあたっていて、皆さん元気そうでしたので、とりあえず一安心しました。

  白馬村では地震はあると言われてはいたそうですが、何十年も前から同じことを言われていて、まさか本当にこんな大きな被害があるとはという反応でした。ボランティアセンターの開設訓練もしてはいましたが、まさか次の訓練の前に本番がくるとは担当の職員も驚きながらもチームワークを発揮して対応している姿は頼もしくも見えました。

 被害の状況

 白馬駅周辺の中心部をはじめ、村内の多くの地域は見た目では普段と変わりなく、被害は一部地域に集中していたようです。通りがかった神城・堀之内という地域では公民館や隣接する住宅が全壊の状態で、墓地の墓石もバラバラに倒れ散乱している状況でしたが、道路や田んぼを挟んだ反対側の地域は大きな被害はなかったようです。また、県労連の仲間の医労連の方で自宅が全壊された方もいらっしゃるそうです。

 今回の地震では、白馬村の一部地域をはじめ、いくつかの自治体で大きな被害がありました。これから冬を迎える雪の多い地域です。一刻も早い生活の再建も求められるところです。暖かいカンパやスキーリゾートに出かけていただくことが、大きな支援になりますので、スキー場のあるアルプス側にはそれほど大きな被害もなかったようですので、よろしくお願いします。