image004 2月13~14日、自治労連会館で、女性役員育成、女性(婦人)部組織強化を目的に女性ステップセミナー2016が開かれました20代の若い世代の参加が多く、また、はじめて本部主催の学習会に参加した方たちも多数いました。

 初日は、開校式で高柳京子学校長(自治労連副委員長)の挨拶のあと、青龍美和子弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会:あすわか)による第1講義「はたらく女性の状況と、ジェンダー平等を求める運動」に入りました。パワーポイントを使った講義で、日本の長時間労働は国際的にも異常であること、また第1子出産を機に62%の女性が離職すること、夫婦同姓を強制することの問題点、また、どうすればジェンダー平等は実現できるかなどについて学習しました。参加者からは、「男女平等を訴える時に、女性サイドにばかり注目するのではなく、男性の長時間労働という側面の改善を図ることが、平等につながるということがわかった」「『女性の問題は人権問題であり、つまり社会全体の問題』という言葉を忘れずに、ねばり強く運動を続けていきたい」などの感想がありました。

 第2講義は、「知ってまもってイキイキと~私たちの母性と生き方」と題した、自治労連愛媛県本部女性部書記長による講義でした。こちらの講義もパワーポイントを使い、母性保護がなぜ必要か、男女平等に関わる法律、休暇制度や婦人科系の病気の知識が話され、自分自身の身体のしくみを知って働き方を配慮することにより、生涯健康に過ごせることを学びました。参加者からは、「自分の身体のことながら、あいまいにしかわかっていなかったので、わかりやすく楽しく学ぶことができ良かった。」「生理のとき年休で休んでいたが、勇気を出して生休をとりたい」などの感想が寄せられました。

 3グループに分かれての討議では、第1・第2講義について感想を出しあうとともに、職場の状況も交流しました。

 夕食交流会では地方ごとに自己紹介をし、美味しい料理を食べながら楽しいひとときを過ごしました。

image006 二日目は、第3講義「共済の魅力で仲間を増やそう!」で、清水一成自治労連共済副理事長から、自治労連共済とは、知っておきたい「万が一」の基礎知識、「共済ライフサポート運動」をふまえ、共済加入の声かけポイントなど学習しました。引き続き、第4講義は、「憲法をいかし、戦争する国づくりの具体化を許さない!―自治体・公務公共職場の労働者・労働組合の役割は―」と題した、猿橋均自治労連委員長による講義でした。委員長は、周辺事態法・武力攻撃事態法が発動されれば、国が自治体に協力を強制し自治体の権限が奪われること、戦争法の成立で、実行の危険性が高まったこと、その中で「戦争する国づくり許さない」の新しい国民運動が広がっていること、若者、ママ、学者・文化人が自発的に政治に参加していることを話されました。また、自治労連として、「二度と赤紙は配らない」「二度と国民を戦争に動員しない」を戦後自治体労働組合運動の原点にし、戦争法廃止の要求を実現するために「2000万署名」に取り組むことの意味、重要性について話し、最後に「KY」(空気を読む)から「KT」(空気を変える)にしていこうと呼びかけました。

参加者からは、「鳥取県の国民保護計画のシュミレーションの例では、戦争になれば軍隊の通行が優先され国民の方が犠牲になるという話にとても驚いた」「自治体職員が、市民を守るためでなく戦争をするために働かなくてはならないことは受け入れられない。戦争法は廃止させなくては」などの感想が出されました。

 閉校式では、各グループの代表者が報告し、岩手からの参加者が代表して修了証を受け取りました。最後に、高柳学校長の閉校あいさつ・記念撮影をして解散しました。盛りだくさんな2日間でしたが、それぞれ、学んだことをどう今後に活かすか、また、どう職場の仲間に伝えるか、思いを胸に帰っていきました。