image007  9月13日、平泉では平泉町職員組合が主催する町民にも呼びかけた「つどい」が開催され、町民の方や近隣の一関市民、組合員など約40人が参加し、佐々木良博弁護士による「戦争法案をめぐる情勢と今後の展望」の講演を学習しました。

 この「つどい」は平泉町職が主催し、平泉9条の会が共催、平泉町が後援となるなど、地域に根差したものとなりました。主催者あいさつした阿部平泉町職委員長は「役場の職員組合として常に住民のためにをモットーに仕事、活動をしてきた。今回のつどいは私達が『二度と赤紙を配る』ことのない、町民のいのちとくらしを守るためにこの会を主催しました。町民のみなさんと平和で住みよい平泉をつくっていきたい」と話しました。「平泉9条の会」の千葉代表は「圧倒的多数の国民が反対する戦争法案を押し通そうと言うのは民主主義の破壊だ。許すことができない」とあいさつしました。

 また後援した町を代表して青木町長は「(このような取り組みを)心強く思っています。戦後50年、60年は日本は戦争しない国としてきimage004たが、70年になって国は戦争法案を17日にも通そうとしている。最近は若者、学生、労働者が国会周辺に集まって声を上げている。(こうしたことをしなければ)平和は守れないのかという大変な時期です。震災から4年半、忘れないことが大事だが、この「戦争法案」についても忘れさせず引き継いでいかなければならない。この世の浄土・平和の国、地域をつくること、これが平泉から発信できること。私も平和憲法を守り、平和な日本つくるために頑張っていきたい」とあいさつされました。

 講演では佐々木弁護士が、昨年の「閣議決定」から、現在の提出されている法案の問題点を詳しく解明。「私の感情としては、安倍首相とナチス、ヒトラーがダブって見える。『知的であること、誠実であること、ナチス的であることは決して同時には成立しない』」と安倍首相のこの間の進め方、姿勢を厳しく批判しました。国会審議での政府の答弁はことごとくウソとでたらめ、法解釈も自分の都合のいいように捻じ曲げていて、極めて危険、特に「集団的自衛権行使」の本質はアメリカの戦争に日本が巻き込まれるというよりも、自らが他国の戦争に巻き込まれていくものであり、これは相手国から見ればまさに「先制攻撃」となり、確実に戦争になってしまうと、その危険性、違憲性を厳しく糾弾しました。そして最後に、「法案は成立するかもしれないが、それで私たちのたたかいがおわるわけではない。違憲訴訟が全国で展開されるだろうし、この間のたたかいは民主主義を守るたたかいとして戦後最大のものとなっており、法律の施行を許さないたたかいへと発展できるもの」と強調しました。町民からも「よくわかった。資料をもち帰って地域でも学習したい」との声がだされました。