自治体当局と連携し、常総市へボランティア-千葉・君津市職

 君津市職では、執行委員会で常総市への災害ボランティアに取り組むことを決定しました。東日本大震災後に、市と連携して旭市へのボランティア派遣に取り組んだ経過もあり、今回も市当局に対して「連携して、職員ボランティアを派遣しましょう」と要請したところ、快諾。市消防本部も協力し、所有している公用車両のマイクロバスの使用を許可しました。また、今後、災害ボランティアで組合が公用車を利用する場合、運転者は公務扱いにすることになりました。

 常総市ボランティアセンターに、団体登録を済ませ、君津市危機管理課に往復の高速道路無料申請手続きを行い、併せて職員には、市の許可を得て市イントラネット職員向け掲示板や組合ニュース号外で、ボランティアへの参加を呼びかけ、10月10日(土)に、組合員9人で活動に参加しました。

 参加した組合員から、ボランティアが不足していることが報告され、引き続き、ボランティア活動に参加する仲間を募集することになりました。

 

被災から1カ月、吉野サポートセンターへ-愛知県本部

image003 愛知から名古屋市職労、名水労、西尾市職の3単組と県本部の5人で、10月12日(出発は前日)に常総市災害ボランティア吉野サポートセンターで支援活動をしました。稲刈り後の被災により地域一体にワラが流れ出て、庭周辺に水と泥にまみれたワラがたい積しているのを撤収する作業をしました。災害から一カ月たった今も手付かずの場所がたくさんありました。足場が悪い中、熊手やスコップはあるものの役に立たず、すべて手作業のハードな作業となりました。昼休憩をはさんで、一日がかりでなんとかきれいになり、隣接する道路の歩道部分に運びました。土嚢袋230袋集めることができました。参加者全員がくたくたになりながらも作業を終え、充実感をあじわいました。別の班では、使えなくなった家財道具(流し台、洗濯機、テレビ、マッサージ器など)を車に積んで15分くらいの指定された仮ごみ置き場へ何回も、運ぶ作業を繰り返しました。

 作業休憩中、ご主人は「家屋は地上2メートル浸水。仕事の大工道具、資材、家財道具がすべて使えなくなり、暮らしも仕事も目途がたたない」「東北大震災の時に傾いた家を補修したばかり。また酷い状態になってしまった」と落胆する気持ちを語ってくれました。そして被災の様子を「決壊はテレビを見ていて分かった。危険を察知してすぐ車に乗り、思いついた方向へ逃げた。命があって良かった」「1週間から10日間は水が引かなかった」と教えてくれました。そしてライフラインは、電気も水道も通じているけれど、水道水を飲む気になれないそうです。

 今回は、茨城県内の団体が立ち上げた吉野サポートセンターでボランティア活動をしました。受付と同時にボランティア保険にも加入でき、すぐに支援活動をしました。当日45人の方が作業されたと聞いています。他に社協で開設している常総市ボランティアセンターがあります。私たちが作業中、近くの社協ボランティアセンターの拠点にバスで移動してきて、20人くらいの参加者が10時30分から14時くらいまで作業をしていました。若い人達の姿が多く、幅広い世代の方が集まっていました。

1カ月が経ち、まだボランティアの力を必要としている。被災された方たちだけでは片づけは進まないことを改めて感じました。