2010年10月号 Vol.443

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UE(映画『キャピタリズム』に出てくる電気・機械・無線労働組合)やSEIU労組の人たちとの交流では、組合員のなかには「なぜ政治課題にとりくむのか、自分たちの労働条件の問題だけをとりくんでいればいいのではないか」という意見も多くありましたが、組合討議を重ねて、今は平和の問題(日本国憲法9条を含め)をとりくめてきていること。またホームヘルパーなどの介護職の組織化や、公契約条例を結んでいることなどの話を聞き、どこにあっても組合の悩みや課題に共通点があるのだと感じました。
ピッツバーグの労働史を学ぶツアーでは、ヨーロッパからの移民で構成しているアメリカの姿を垣間見ることができました。ピッツバーグはイギリス・フランス・アイルランドからの移民が多く、国ごとにひとつの丘に集まり、集落を作り、教会を作り、集い、団結を強めていったようです。そのことを利用した雇用主は、国ごとに職場を分断することで、他の職場との交流をさせなかったため、劣悪な労働条件で働かされていた労働者が、賃下げを機に団結してたたかったのが1892年のホームステッド労働争議だったそうです。ストは成功しますが、その後の6カ月に及ぶ鎮圧工作で、物言わぬ労働者がつくられてしまったそうです。労働者はアメリカでも同じ思いや苦しみを繰り返し、強くなってきていることに、勇気をもらいました。多くのことを学べる機会を与えていただいたことに感謝です。
▲4月30日、UEと交流で記念撮影。前列左から2人目が大内さん |
▲5月1日、ホームステッドの製鉄所跡にて |


