(119) |
 |
愛知・豊橋市職労 小柳津 好章(おやいず よしあき)さん
めざすはさわやかな鉄道マニア |
|
|
最近、テレビや雑誌などで“鉄道マニア”が注目されています。“鉄道マニア”といってもジャンルはさまざま。撮り鉄・音鉄・乗り鉄など奥が深い世界です。「僕は“ライトな乗り鉄”です」と楽しそうに話してくれる小柳津さんは、普段は教育委員会・スポーツ課で、各種スポーツ大会などイベントの準備や、市内に100人以上いる体育指導員の協議会事務局などの仕事をしています。
小柳津さんが鉄道にハマッたきっかけを聞くと、「小さい時から電車のおもちゃが好きで、そのまま電車にのめり込みました。ものごころついた時には、地図を見て時刻表を読んでいました」と鉄道好きは昔からのようです。「時刻表を読むと『ここの線は乗り継ぎが良くなった』とか、本数や停車駅が増えると、『どこかの企業が来て沿線の人口が増えたのかな』とか、世の中の動きが見えてくるんですよ」と小柳津さん。時刻表でそこまで読み解くとはさすがです。
乗り鉄の魅力は、「ゆったりとした気持ちで、列車の走る音や車掌さんのアナウンス、乗客の話し声を聞きながら風景を見るのが好きですね。土地ごとで違ったことを感じられるのが魅力です。ローカル線で農村や里山の方に行くと、田舎の風景を大事にしたいと思いますね」、「車は便利だけど、列車の旅の不便さも魅力のひとつ。車だと通り過ぎてしまうところも、列車で行くと街を歩いて、その街の様子がわかるのが楽しいです」とたっぷりと語ってくれます。
全国にある路線の半分ほどをまわったという小柳津さんの目標は全線制覇。なかでも19歳の時に訪れた九州の指宿枕崎線『西大山駅』と、稚内が終着の『宗谷本線』が印象に残っていると言います。「西大山駅は日本最南端の駅で、何もないところでしたが、ホームから見た開聞岳は忘れられません。宗谷本線は札幌から夜行列車に乗り、夜明けに車窓から利尻島の利尻富士が見えた時の風景に感動しました」と目を輝かせます。
最後に、これからの夢を聞いてみました。「列車や列車の旅の良さを、みんなに知ってもらいたい。鉄道の宣教師みたいな感じですかね。そのために、さわやかで、カッコイイ!?鉄道マニアをめざしています」と夢は広がります。
小柳津さんと話をしていて、列車の旅に出たくなりました。
▲自称「ライトな乗り鉄」の小柳津さん。愛読書を手に「僕よりすごいマニアはたくさんいますよ」と謙遜します |
▲指宿枕崎線の西大山駅にて開聞岳をバックに19歳の小柳津さん。日本最南端の駅です |