第114湯 |
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江戸開府400年の歴史を刻む街 東京都港区・虎ノ門温泉
サラリーマン行き交う街 かわいい天然温泉
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11時のオープン直後に受付をすませ、フィットネスクラブの中を通って浴室に向かいました。張り出されていた「温泉分析表」には、「温泉法第2条の別表中に示されたメタ珪酸の項で温泉法の温泉に該当する」と記載されています。源泉の水温は16・6度。水温が低くても成分によって温泉と判定される場合があることを初めて知りました。浴場は、湯船、サウナ、水風呂とシャワーでこじんまりしており、のんびりと温泉気分に浸る気持ちにはなれません。
虎ノ門は江戸城外濠の城門でしたが、明治6年に取壊されました。明治8年以降、外濠の一部を構成していた汐留川も埋め立てられ、三井ビル前に当時の石垣の一部が残り、史跡に指定されています。交差点名や都電・地下鉄の駅名として使われていた虎ノ門が地名となったのは、戦後1949(昭和24)年のことです。
1923(大正12)年12月27日、虎ノ門の名を広く世間に知らしめた大事件が起こりました。赤坂離宮から帝国議会の開会式に向かう途中の摂政宮が、虎ノ門交差点付近でアナーキスト難波大介によって仕込み銃で狙撃された虎ノ門事件です。この事件は大正デモクラシーを終焉させ、事件後、日本の軍国主義化は、急速に進んで行きました。
虎ノ門はまた、小泉政権のお抱え評論家であった猪瀬直樹氏が、永田町・霞ヶ関・虎ノ門を反行革のトライアングルとし、とりわけ特殊法人の集中する虎ノ門こそ天下りの巣窟であるとして、公務員攻撃をエスカレートさせてきたゆかりの地でもあります。
▲往時の虎ノ門と汐留川(出典・平凡社「鹿鳴館秘蔵写真帳」より) |
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▲JR新橋駅日比谷口を出てSL広場から駅を振り返ると汐留の超高層ビル群が空を覆って立っています |
▲虎ノ門交差点には重要文化財旧文部省庁舎があり、桜田通り(国道1号線)に面して、財務省、外務省などの中央官庁が並んでいます |
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温泉メモ
【虎ノ門温泉】
| 交通/ |
JR新橋駅日比谷口から徒歩7分/
地下鉄銀座線虎ノ門駅1番出口から
徒歩5分/虎ノ門法曹ビル地下1階
「ミッドブレス虎ノ門」内 |
▲虎ノ門温泉は2007年の開業です。少し色あせた幟がはためいています |
| 入浴料金/ |
1200円 |
| 入浴時間/ |
平日午前11時より午後10時
土曜日は午前11時より午後6時まで |
| 休館日/ |
日曜・祝日 |
| HP/ |
http://www.midbreath.com |