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自治体の仲間

 

2009年9月号 Vol.430

日本列島 おどろき・おもしろミュージアム
第94館
新潟県柏崎市 昭和懐物ランドこどもの時代館
40代50代に贈る!あなたが子どもだったあの頃
 今回紹介する「昭和懐物ランドこどもの時代館」は、昭和40年代のモノを中心に収集した珍しい博物館です。日本海を眺望する小高い丘の上に建っており、玄関を入ると昭和の匂いが漂い、なんとなく幸せだったあの頃に誘ってくれます。当時の子ども部屋や教室も再現されています。鉄筆で慎重に文字を書いて、手を真っ黒にして印刷した「ガリ版」、学年誌の付録の定番だった赤いソノシートとプレーヤー…。
 ヒーローといえば『ウルトラマン』『仮面ライダー』『マジンガーZ』。「正義は必ず勝つ!」という人生の教訓をたたき込んでくれたのは、まぎれもなく彼らでした。そして、あの頃のおもちゃは本当にいかしていた。振り回してよく親に叱られた「アメリカンクラッカー」、王や長嶋に憧れて茶の間で打ち続けた「ウルトラマシン」、犬の散歩ができて大喜びした「コカコーラ・ヨーヨー」。アイドルと言えば天地真理、南沙織、小柳ルミ子で「三人娘」と呼ばれていたっけ。今にして思えば心満たされた時代でした。懐かしいおもちゃ、人形、本などに囲まれて、ほろ苦くも甘酸っぱい、あの頃に浸かってみてはいかがですか。
 また、柏崎市の山間に、20軒ほどの民家が今でもかやぶきを続けている「萩ノ島」という集落があります。旅籠はあるものの、観光客目当ての商店もなく、道ばたの自動販売機も見あたらず、さながら昭和30年代に迷い込んだ感覚です。
 集落の入口には神社と杉の巨木がそびえ、やさしく集落を見守っています。自家用車の進入はここまで。『となりのトトロ』に出てきそうな「もんぺ姿」の婆ちゃんが畑仕事に精を出し、80歳近いと思われる爺ちゃんがあぜの草刈りをしていました。小学生の夏休みに、ボンネットバスに揺られて泊まりに行った、あの懐かしい田舎の風景そのものです。


▲鉄腕アトムが笑顔でお出迎え!
▲萩ノ島の心落ち着く田園風景


ミュージアムメモ
【昭和懐物ランドこどもの時代館】
所在地/ 〒949−3661 新潟県柏崎市青海川178番地
交通/ JR信越本線青海川駅から徒歩20分
開館時間/ 午前9時〜午後5時
休館日/ 毎週木曜日(祝日の場合は翌日)
入館料/ 大人500円、小・中学生300円
問い合わせ/ 0257−26−2604

【萩ノ島集落】
交通/ 路線バス「萩ノ島」下車(柏崎駅前から約70分)

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