2009年9月号 Vol.430

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労働条件が日本とは比べものにならないと思われているフランスでも、メンタル障害が発生し、自殺する労働者も生まれている実態を直接聞き、こうした実態に労働組合や企業・行政などが動き始めており、社会的な改善と規制へのとりくみが迅速に行われつつあることに驚かされた。
もう30年も前から「ジャパニーズカロウシ」の言葉が国際語になるような恥ずかしい労働実態を抱える日本で、どうしてこの種の問題の迅速な対応がはかられないのか。くやしいような、悲しいような、情けないような気分にもなってしまったが、日本でのこれからの運動に大いなる激励をもらったと思う。世界に学び、ねばり強くとりくみを進める、こうした努力の繰り返しこそが大切なのだろう。交流したルノーの労働組合および弁護士も交流の意義を強調し、機会があれば再度の交流を希望するというお礼状をいただき、それまでにこの運動を少しでも前進させようと話は広がっている。
視察を終えてスイスでの休日
スイスの休日は、ミューレンという小さな町の3泊を中心にゆったりとした時間を過ごすことができた。ミューレンは、アイガー、メンヒ、ユングフラウというスイスの名峰を一望できる町である。絶景に感動し、言葉の通じないちぐはぐさに大笑いし、美味しい食事に感嘆し、本当に楽しい旅になった。
時あたかも、新型インフルエンザが猛威を振るい、渡航も危ぶまれたが、この危機ものりこえ、楽しいメンバーとの旅ができたのがなによりだった。
▲ルノー労働者と記念撮影 |
▲スイスの名峰・アイガー、メンヒ、ユングフラウを一望 |


